北海道各地で今季一番の冷え込みに 上士幌町で-18.5℃を観測。174地点中105地点で最低気温を更新
2025年12月12日 16:38 掲載
各地で今季一番の寒さとなった道内。13日朝にかけては日本海側を中心に大雪や吹雪に注意が必要です。
上空に強い寒気が流れ込んだ12日の道内。最低気温は、上士幌町でマイナス18.5℃、滝上町や遠軽町生田原でマイナス17.7℃、陸別町でマイナス17.6℃などとなりました。
174の観測地点のうち105地点で今シーズンの最低気温を更新しました。
札幌でも最低気温はマイナス6.5℃と今シーズン一番の冷え込みに。日中もマイナス5℃前後と気温が上がらず、厳しい寒さの中、市民は雪かきに追われていました。
札幌市民)
「場所によっては吹き溜まりで30~40センチあってしんどかったですね、きのうはいい運動だと思ってやるしかない」、「上の方ふんわりしているけど、下の方は湿っていたりして重たい。腰曲げ続けたら痛いのでたまに伸ばさないと」。
札幌では午前9時までの24時間降雪量が14センチとなりました。本格的に雪が積もり始め、通学路などでは注意が必要な場面も。
千葉雄太記者)
「札幌市手稲区の住宅街です。歩道が除雪されていないため、車道を歩いている小学生がいて危険と感じます」。
交通にも影響が出ています。
北海道エアポートによりますと、新千歳空港発着の52便が欠航となったほか、JRは、快速エアポート17本を含む列車19本が運休となりました。
13日朝までに札幌市内では多い所でさらに20センチの雪が降る予想です。
日本海側では局地的に大雪や吹雪となる所もあり、交通障害にも注意が必要です。



























