最大震度6強の青森県東方沖地震から1週間 「後発地震注意情報」期間終了へ
2025年12月15日 18:38 掲載
最大震度6強を観測した青森県東方沖の地震からきょう(15日)で1週間。
後発地震注意情報の期間は、あす(16日)午前0時に終了となる見通しですが、今後注意すべき点を専門家に聞きました。
■北海道大学地震火山研究観測センター高橋浩晃教授「きょうの深夜12時に終了予定ですが、それまでにマグニチュード7以上の地震が起こらない場合には、終了という形になる見込みです」
今月8日、青森県東方沖を震源とするマグニチュード7.5の地震。
函館市で震度5強を観測し、道内に津波警報が発表されたあの日からきょうで1週間です。
気象庁が運用開始後、初めて発表した「北海道・三陸沖後発地震注意情報」は日付の変わるあす午前0時で終了となる見通しです。
道内では太平洋側を中心とした63市町村が対象地域となり、最大震度7の巨大地震が発生する可能性が高まっているとして、防災対策の見直しなどが呼びかけられています。
■北海道大学地震火山研究観測センター高橋浩晃教授「先週月曜日の地震のあと、今回の震源域、青森県東方沖では、地震活動が活発な状態が続いているが、順調に余震の数は減ってきている」
高橋教授によりますと、先週金曜日にも青森県東方沖を震源とするマグニチュード6.9の地震が発生しましたが、地震活動の中でよく見られることで活動自体は収まりを見せつつあるということです。
■北海道大学地震火山研究観測センター高橋浩晃教授「決して、地震が起こる可能性がなくなるということではありません。あすからも、毎日気にする必要はないが、特に太平洋沿岸部にお住まいの方は普段から地震津波には留意していただけたら」
後発地震注意情報が続く期間の「1週間」が経過した後も太平洋沿岸地域は地震が起きやすい状況が続いているとされるため引き続き注意が必要です。



























