雪でアパートに閉じ込められた人も…除雪も追いつかず車がスタック スポーツ施設の屋根も 道内各地で雪被害
2025年12月15日 18:38 掲載
永山友菜記者)
「住宅の壁やブロック塀には吹き溜まりが出来ています。またさらに電線は着雪の重みで垂れ下がってしまっています」
急速に発達した低気圧により冬の嵐となった道内各地。午後5時までの24時間で降った雪の量はオホーツクの遠軽町白滝で72センチ北見市留辺蘂で64センチとなっています。
「えーまじかよ」午前9時ごろ釧路市のアパートで撮影された映像。
廊下に積もった雪の重みでドアが開けられなくなってしまいました。
撮影者)
「出れなくて自分の自力では下の方で雪かきをしていた隣人の方に助けていただいてなんとか出られた」
1日で50センチ以上の雪が降った帯広市。除雪が追いつかず市内ではいたるところで車が動かせない状態に。取材班も手伝い脱出を試みますが・・・
「せーの!」「全然だめだ、動かない」
タイヤが空転してしまい大人2人がかりでもびくともしません。取材班のワゴン車でけん引してなんとか抜け出すことができました。
Q完全に動けない状態?
スタックした人
「もうちょんと入ったらアウトいやあ、本当ありがとうございました」
網走市のスポーツ施設=オホーツクドームでは雪で屋根がへこんでいるのが見つかりました。市は安全確認ができるまで休館としています。
交通にも影響が出ています。新千歳空港を発着する飛行機は53便が欠航。
またJRによりますと根室線の音別と白糠の間で路盤が流出するなどし札幌と釧路を結ぶ特急おおぞらなど128本が運休となりました。
大雪のピークは過ぎましたが道東やオホーツク海側では夜にかけて暴風雪の恐れがあります。大きな吹きだまりによる交通障害に警戒が必要です。



























