いじめをした生徒に聞き取りせず「重大事態」の再調査せず 断続的に「きもい」「死ね」高校3年生自殺
2025年12月15日 19:11 掲載
5年前に道立高校の3年生がいじめを受けて自殺した「重大事態」について、道は再調査を行わないことを決めました。
2020年、道立高校に通う当時3年生の生徒が自殺しましたがいじめが原因の可能性がある「重大事態」として第3者委員会が調査を行いました。
その結果、おととし複数の生徒から「きもい」「死ね」と断続的に言われるいじめを受けていたことなどが認定されました。
ただしいじめをした生徒への聞き取りは行われていませんでした。
道はその後新たな調査が必要かどうか報告書の精査などを行ってきましたが、新たな事実は確認されなかったとして再調査の必要性がないと判断しました。
生徒の遺族は「再調査は希望しないが、調査結果を再発防止に生かしてほしい」という意向を示しています。



























