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停電にスーパーは品不足… 冬の嵐の影響続く 帯広・釧路間の特急は再開めど立たず 当面は代行バス

冬の嵐となった15日の北海道内。暴風雪の影響で電線が切れるなどして発生した停電は、一夜明けた16日も続いています。

北見市常呂町のこちらの住宅では、1人暮らしの女性が停電により暖房のない夜を明かしました。
住人
「寒い寒い。夜は火をとめて寝ているから、朝になったら寒い。いまカイロを買ってきた」。

高橋海斗記者
「大雪の影響で、こちらのスーパーでは野菜などの仕入れへの影響、またキャッシュレス決済が使えなくなっています」。

釧路市内のこちらのスーパーでは、雪の影響により商品の配送に一時、遅れが出ました。また通信サービスの障害によりキャッシュレス決済が利用できず、現金払いのみに。

あいちょう・藤本要幸専務取締役
「いま一番困っているのは、土日がお客さんの数が多いので、今週中になんとかならないのかなと。土日を懸念している。いまはキャッシュレス決済が多いので」。

交通機関への影響も続いています。
JR北海道では15日、根室線の音別と白糠の間で路盤が流出。また除雪が追いついていないことなどから、根室線の浦幌・白糠間、石北線の上川・網走間、釧網線の全線などで運転を見合わせていて、この影響で特急16本を含む102本が運休となっています。

東京からの乗客
「花咲線が有名だったので乗りたかったんですけど、残念」。

別の乗客
「雪を見に来てるんです。だけどこういうことになっちゃって、すごく困る」。

JRは16日に会見を開き、石北線については18日の運転再開を目指すものの、根室線と釧網線については、復旧のめどは立っていないということです。

JR・渡辺一也工務部長
「(根室線は)年末年始には多くのお客様が利用されることもございますので、その時期まで復旧できる方法がないか、全力で進めていきたい」。

JRは、帯広・釧路間の特急列車の運転見合わせにともなう代行バスを17日から復旧するまでの間、1日2往復運行するということです。

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