北広島市のエスコンフィールドＨＯＫＫＡＩＤＯでは、ＶＲ（仮装現実）で物語「星の王子さま」の世界を体験できるアトラクションが行われています。

依田英将アナウンサー）
「グラウンドのすぐ脇に専用の区画があります。この門から入ると星の王子様の世界にどっぷりと浸かれます」。

エスコンに登場したのは、物語「星の王子さま」の旅路を体験できるアトラクションです。入口には人よりも大きな絵本が並び、まるでテーマパークのようです。

依田英将アナウンサー）
「ＶＲを体験する場所の大きさはテニスコート１面分くらいですかね。そして床面、壁には不思議な模様がたくさん描かれています」。

ゴーグルを装着するといったい何が見えてくるのでしょうか。きょろきょろしながら動く依田さん。

依田英将アナウンサー）
「あー出てきた出てきた星の王子様が出てきました」。

（ＶＲ映像）
「一緒に行こう、まだ見ぬ物がたくさん待っているよ、でもね大切なことは大抵、目には見えないんだ」。

ゴーグルでは映像だけではなく音も流れます。人の動きに連動して物語が進んでいくので、実際に手を動かしたり、歩いたりしなければなりません。

（ＶＲ映像）
「これはただの乗り物じゃない。のんびり座っているだけなんてダメだよ。さあそのボタンを押してみて。何が起こるかな」。

時間はおよそ４０分間。ゴールまでの歩数は２０００歩にもなるそうです。

依田英将アナウンサー）
「主人公になってましたね。とっても温かみのあるヴァーチャルの空間でした」。

このアトラクションは、プロ野球のオフシーズンに球場への集客を図ろうと、東京の通信会社が運営しています。

ＮＴＴドコモビジネスエンターテイメント推進プロジェクトチーム 箱守豪チーム長）
「自ら歩いてウォークスルーしながら体験できるというところのイマーシブ（没入）感。ダントツでほかにはない体験だと思います」。

体験ができるのは７歳以上で、３カ国語に対応。料金は大人４４００円で、来年２月２８日までの開催です。