今月１３日、帯広市内のガソリンスタンドからトイレットペーパーを盗み逃走する際、軽乗用車で従業員をはねたとして８０歳の男が逮捕されました。

事後強盗の疑いで逮捕・送検されたのは、帯広市の不動産業、狩野忠勝容疑者（８０歳）です。

警察によりますと、狩野容疑者は１３日夕方、帯広市内のガソリンスタンドでトイレットペーパー２個を盗み、軽乗用車で逃走する際、男性従業員の下半身を複数回はねた疑いが持たれています。
トイレットペーパーは給油した人へサービスで渡すために置いてあったもので、男性従業員は狩野容疑者を止めようとした際に被害にあったということです。
男性にけがはありませんでした。

調べに対し、狩野容疑者は「トイレットペーパーは１個しか盗んでいない。従業員に車をぶつけたことは間違いない」と、容疑を一部否認しているということです。