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「ドンドンという爆発音」道央道で炎上 札幌から新千歳空港行き連絡バス エンジンから出火の可能性

大量の煙が立ち上る空港連絡バス。
後方部分からは炎も激しく吹き出しています。
17日午前11時40分ごろ、道央道・恵庭インターチェンジと千歳インターチェンジの間で、「バスが燃えている」と目撃者から警察に通報がありました。
当時、バスには乗客乗員41人が乗っていましたが、全員避難しけが人はいません。
消防車など19台が出動し、火はおよそ1時間半後に消し止められました。

札幌市内中心部から新千歳空港に向かっていた空港連絡バス。
千歳恵庭ジャンクション付近を走行中に煙が出始めその後、出火したといいます。

■目撃者「車の上部まで火がまいて燃えさかるような状況で、放水している最中もそれを乗り越えて火が上がっている」「ドンという爆発音が3回から4回ぐらい聞こえました」「近づくにつれて車が燃えているなとわかったので、すごい怖い思いをしました」

■秋山裕太カメラマン「道央道千歳恵庭ジャンクション付近です。高速バスから出火し、車内のシートも骨組みだけになっています」

これは通報からおよそ1時間後のバスの様子です。
後方部分にあるエンジンルーム付近からまだ白い煙が出ているのがわかります。
また、バスの非常口は開いた状態になっています。
乗客はここから脱出したのでしょうか。
バスを運行していた北都交通によりますと、走行中に運転手がミラーを確認したところ後方から煙が出ているのを確認し緊急停止したということです。
40人の乗客は全員外に避難し、荷物も回収したうえで後続を走っていた回送バスに乗り換え、およそ1時間遅れで新千歳空港に到着したということです。

■段木涼太アナウンサー「車両のほとんどが黒く焼けこげ内部があらわになっています。付近には焦げ臭い匂いが漂っています」

大惨事となりかねない空港連絡バスの火災。
なぜ火が出たのでしょうか、専門家は。

■法科学鑑定研究所 冨田光貴研究員「タイヤ自体から燃えているわけではないので、ブレーキ異常とかそういうような火災ではない。エンジンルームの内部から出火しただろうということは可能性がかなり高いと。自動車の場合はなんらかの電気系統の異常による電気火災の可能性もあれば、オイル漏れ、ガソリン、燃料漏れとかそういったことで原因は多岐にわたると思います」

北都交通は出発の前の点検では異常がなかったとしていて、警察と消防が火が出た原因を調べています。

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