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「小さな歩幅でゆっくりと」つるつる凍結路面で過去最多ペースの転倒事故 砂箱利用で防止を

最高気温が0℃を下回っているきょう(17日)の札幌。
今シーズン、雪道で転倒し救急搬送された人数は過去5年で最多ペースとなっていて、今夜も注意が必要です。

■香山芽郁記者「横断歩道かなりツルツル、ボコボコになって歩きにくくなっているので、渡るのに相当時間がかかりそうです」

午後5時時点の最高気温がマイナス1℃と、真冬日となりそうなきょうの札幌。
市内では、つるつるの凍った路面を慎重に歩く人たちの姿が見られました。

■市民「滑るときは杖を持たないと何も持たないと歩けないですね」「結構滑るから時間がかかっています。下をみて気をつけて歩くのが大事だと思います」

つるつる路面を歩きやすくしてくれる心強い味方が、街中でよく見かける砂箱です。

■香山芽郁記者「交差点の近くには滑り止め材が入った砂箱が設置されていて、転倒防止のために誰でも自由にまくことができます」

地下鉄駅の周辺や人通りの多い交差点などに設置されている砂箱。
中に入っている滑り止めの砂をつるつる路面にまくことで、自分の身を守るだけではなく、後から通る人の転倒事故防止にも繋がります。

札幌市消防局によりますと、今シーズン、雪道で転倒して救急搬送された人は359人。
これは過去5年間で最多ペースです。

転倒事故による救急搬送が最も多い時間帯は、通勤通学で外を歩く人が増える午前8時台と午前9時台です。

■札幌市消防局 小山真さん「通勤時間帯は急いでしまう方が多いので、時間にちょっと余裕を持って行動していただければと」

特に滑りやすく注意が必要なのは、横断歩道やロードヒーティングの切れ目です。
消防局の職員は、焦らずに滑らなさそうな道を見分けながら歩くことが、転ばないコツだと話します。

■札幌市消防局 小山真さん「注意していただきたいのは、やはり小さな歩幅でゆっくり歩いていただくこと、あとは靴裏全体をつけて歩いていただきたいと思います。」

札幌市のあすの予想最低気温はマイナス5℃。
つるつる路面の転倒事故に、引き続き注意が必要です。

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