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わずか10分で巨大雪庇を一掃!危険な雪庇を簡単・安全に落とす札幌発の新アイテム「ナイアガラカット」

道内はすっかり雪景色となりましたが、心配なのが落雪事故です。屋根からせり出した危険な雪庇を簡単・安全に落とせる新たなアイテムが注目されています。

段木涼太アナウンサー)
「ありました。巨大な雪庇です。大きな雪の塊が建物から飛び出している感じです」。

中山峠にある道の駅。屋根から1mほどの巨大な雪の塊がせり出してしまっています。この雪庇を安全に落とすため登場したのが…札幌の会社が開発した「ナイアガラカット」。

アルパインクリエイト 福地政弘代表)
「先端にロープのフックを取り付けます」。

使い方は簡単雪庇にロープを引っかけ輪をつくるように囲みます。離れた場所からロープを引っ張ると…
きれいに雪庇を落とすことができました。

段木涼太アナウンサー)
「軽いですね。大きいけど」。

アルパインクリエイト 福地政弘代表)
「2キロぐらいなので、重さ自体は」。

段木アナも体験してみると…

段木涼太アナウンサー)
「感触がほぼない。すごい軽いです。おお、いったいったいった落ちた。一気に全部落ちた、塊が。気持ちいいですね」。

10分もかからず、雪庇がなくなりました。

段木涼太アナウンサー)
「すごい重い雪なんですよ。けどロープで引っ張るとするする紐が入っていって、まったくこの雪の重さを感じなかったです」。

いつもは屋根に上って雪庇を落としているという道の駅の支配人。ナイアガラカットの導入を検討しているといいます。

加森観光 道の駅 望羊中山 鎌倉直樹支配人)
「普段は大変です。休み休みやりながら、2、3時間かかることもしばしばで」。

まるでナイアガラの滝のように雪を落とすことから名付けられた「ナイアガラカット」。北海道電力で働いていた福地政弘さんが雪下ろし中の事故をなくそうと、去年の冬に開発しました。これまでに120セット以上が売れているといいます。

アルパインクリエイト 福地政弘代表)
「電柱上って雪を下ろしていた時にいろいろな棒の先端の形状を変えたり、どうやったら楽に落とせるかいろいろやったがなかなかいいものがなくて、ロープで細くて強いものだったら食い込んでいくんじゃないかと。今まで辛かった雪下ろし作業が楽になるし、楽しくもなってくる、すごい爽快感があるので、これを北海道の文化として広まったらいいなと思います」。


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