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【独自】事故から1年 札幌・給食詰まらせ園児死亡 家族が初めてメディアに語る悲痛な胸の内

去年、札幌市北区の認可保育園で、1歳1ヵ月の蓮くんが給食をのどに詰まらせて死亡した事故。亡くなった蓮くんの家族が初めてメディアの取材に応じました。

去年10月、札幌市北区の認可保育園、アイグラン保育園拓北で当時1歳1ヵ月だった蓮くんは、給食で出された「焼肉風炒め」を食べているとき、豚肉をのどに詰まらせて心肺停止となりました。
あれから一年以上が経ち、今回、蓮君の家族は事故後初めてメディアの取材に応えました。

母・南さん)
「本当に全身に呼吸が渡ってないような肌の状態の色で」。

母・南さん)
「ずっと「蓮、ママ来たよって、大丈夫だよ。戻っておいで」ってずっと声かけてたんですよね」。

蓮くんは救急搬送されましたが、息を引き取りました。死因は気道閉塞による窒息でした。

母・南さん)
「蓮の人生はここで終わっちゃうの。っていう驚きがすごくて。それと同時に、今もそうなんですけど、現実を受け止めきれてないというか、戻ってきてくれるというか、また会えるんじゃないかなって思っています」。

事故からおよそ1年後に出された検証報告書によりますと、当時、蓮くんのそしゃく力について園内で共有されておらず、豚肉を1センチ以下にすべきところが、1.5センチから2センチほどの大きさにカットされていたとしました。園は肉の大きさなどについて母親に説明して承諾をもらったと話しています。

母・南さん)
(Q:豚肉を1.5センチ、2センチ程度食べれると伝えたつもりはない?)
「そういうやり取りはしていなくて」。

亡くなった蓮君の家族は園の対応にいまも疑問があると話します。

祖父・誠治さん)
「霊柩車に蓮を乗せ、私が抱えて(涙ぐむ)、荼毘に伏せるためにバスに乗り込む蓮を抱えてバスに乗り込む瞬間も(園側は)お詫びの言葉じゃなくて、マスコミのことは本当に伏せるようにっていうようなニュアンスで言われて、保身だけしか私には思われませんでした」。

園を運営する会社はHTBの取材に対し「離乳食の面談など運用はもともとあり、豚肉も事故後は小さくしている」としたうえで、「検証報告書の内容を真摯に受け止め、改善すべきところは改善していく」とコメントしています。

警察は業務上過失致死の疑いも視野に慎重に調べを進めています。

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