スマホで操作、自動走行も可能 アメリカで人気「除雪ロボット」 人手不足解消に期待 そのお値段は…
2025年12月19日 17:51 掲載
人手不足解消の救世主となるのでしょうか。アメリカで人気の除雪ロボットが今月から日本でも販売開始となり、19日に北海道・北広島市で公開されました。
勢いよく雪をはねる除雪機。手で押して操作している人は見当たりません。
香山芽郁記者
「スマートフォンのアプリを使って簡単に除雪を行うことができます」
アメリカで1万台以上売れているという除雪ロボット「Yarbo(ヤーボ)」。スマホやコントローラーで遠隔操作できるほか、自動走行も可能です。
除雪作業の人手不足を解消しようと、今月から札幌の会社が販売を始めました。
QYURU・錦織大雅社長「楽だと思います。走らせているだけなので。おもちゃを動かしているような感覚。除雪機の頭を外すと芝刈り機に変えられるなど、1年を通していろいろな使い方ができます」
この除雪ロボの導入を検討しているという札幌の建設会社。高齢化が進むなか、除排雪の仕事の負担軽減に期待を寄せていて、現在実証試験中です。
開北工業・任田礼二社長
「いろいろな施設の駐車場とかの除雪を、普通の除雪機械でやっているのですが、それの補助機械としてどれだけ使えるのかなって。どういう場所でどのくらい無人化して使えるのか、安全面も含めて検証していきたい」
価格はおよそ182万円と高額な除雪ロボットですが、札幌生まれの販売会社社長は、今後に期待を寄せています。
QYURU・錦織社長
「価格が下がれば、家庭に普及できるのではないかと思う。実際に家庭で除雪に困っていたという悩みからスタートしているので、家庭で使えるようになるのが一番良いかなと思います」



























