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作業中の転倒・転落事故が多発 年末年始を前に出番が増える踏み台や足場台 使い方に注意

年末といえば、大掃除。
窓拭きや高い場所の掃除に踏み台を使う人も多いかと思いますが、作業中の転倒・転落事故が多発しています。
使い方には注意が必要です

踏み台に乗り、窓ふきをしています。
そのまま手を伸ばしたら…、バランスを崩して、転倒してしまいました。

足場台を使い、車のルーフ部分を掃除していますが…なんと足場台の止め金具がロックされていません。
案の定、足場台は折り畳まれ、作業をしていた人は転倒してしまいました。

こうした、踏み台や足場台の誤った使い方による思わぬ事故が多発していることから、製品評価技術基盤機構=NITEでは、使う機会が増える、大掃除シーズンを前に、注意を呼びかけています。

身を乗り出したり、つま先立ちなどの無理な体勢での使用は禁止です。
バランスを崩して転倒につながる恐れがあります。
作業の位置が変わるときは都度、踏み台の位置も変えるようにしましょう。
また、屋内ではスリッパや滑りやすい靴下を避け、屋外では滑りにくい靴を履くようにしてください。
これから出番が増える踏み台や足場台。
正しく安全に使い、気持ち良く年末年始を迎えましょう。

では、改めて正しい使い方です。大きく分けて3つあります。

まず1つ目。「無理な体勢で使用しない」。
足は天板の中心に乗せてください。手を伸ばすような体勢になる場合は、そもそも踏み台の位置を変えてくださいということです。

そして、「滑りやすいものは履かない」。
屋内であれば、このように裸足、もしくは滑り止め付きの靴下。屋外だったら滑りにくい靴を履いてください。

3つ目。これ結構忘れがちですよね。「まあいいか」と思って転倒するケースもあるかもしれません。
「止め金具はしっかりとロック」しましょう。

そして、昇り降りをする際も注意が必要です。
はい。まずダメなケースがこっちですね。
「踏み台・足場台を背にして昇降しない」。
これちょっと上半身隠れていますけれども、普通に階段を降りるような体勢で降りてはいけないということなんですね。 体のバランスが悪くなって、そもそも踏み台自体も不安定になるということです。

「体の前面を昇降面に向けて昇り降りしてほしい」ということです。 使い方も、しっかりとしていきましょう。

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