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冬の観光シーズンに向け北海道のバス会社が西日本のバス会社から運転手受け入れ 運転手不足解消へ実証実験

本格的な冬の観光シーズンを前に、バスの運転手不足を解消しようと、西日本のバス会社から運転手の出向を受け入れる実証実験が始まりました。

広島県のバス会社から2人の運転手を受け入れたのは、胆振地方を中心に都市間バスを走らせる道南バスです。
これは、観光シーズンの運転手不足解消のため、道運輸局が初めて行う実証実験で、出向した2人はさっそく試運転に臨み、凍結路面でのハンドルさばきを確認していました。

広島のバス事業者・アシナトランジット 濱田浩明さん)
「雪道とかが怖いんですけど、一個一個確実に勉強しながら、無事故で運行したいと思ってます」。

道南バス営業部 高本克彦部長)
「都市部では運転手が充足するが、逆にそうではない郡部においては運転手が足りないという事情がございます」。

道南バスは、雪が比較的少ない路線に出向中の運転手を配属し、札幌と登別を結ぶ路線を来月から増便する予定です。


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