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猟銃所持免許取り消し撤回訴訟、最高裁が弁論開始決定を通知 北海道砂川市のハンター、2審見直しの可能性も

2審の判決が見直される可能性も。
猟銃所持の免許を取り消された北海道砂川市のハンターの男性が、処分の撤回を求めている裁判で、最高裁判所が弁論開始決定を通知しました。

砂川市のハンター、池上治男さんは、2018年、市の依頼を受けクマを駆除する際、建物側へ発砲したとして、道公安委員会から銃を持つ許可を取り消され、道にこの処分の取り消しを求めています。

池上さんは2審での敗訴を受け、最高裁に上告受理申し立てしていましたが、最高裁はきのう、来年に弁論を開くことを通知しました。

池上さん)
「(2審判決が認められると)皆さんにとって大変なことになるんじゃないかって、ハンター一人一人は思っていると思います。そういう事が(最高裁のによる逆転勝訴が)認められることによって我々の対応も変わってきますし、北海道猟友会全体も変わると思います」

最高裁がこれまでの判決を変更するためには、弁論を行う必要があるため、池上さんの訴えを退けた2審の判決が見直される可能性があります。

この裁判の弁論は、来年の2月27日に開かれる予定です。

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