サッポロビールなどを傘下にもつサッポロホールディングスは、サッポロファクトリーなどの不動産事業を手がける、サッポロ不動産開発の株式の過半数を、アメリカの投資ファンドに譲渡することを発表しました。

サッポロホールディングスの発表によりますと、サッポロ不動産開発の譲渡額は４７７０億円です。譲渡先はアメリカのコールバーグ・クラビス・ロバーツと、アジアを拠点とするＰＡＧの企業連合です。

サッポロ不動産開発は、札幌市中央区の商業施設「サッポロファクトリー」など全国で商業施設やオフィスなどの建物を所有しています。今回の譲渡では東区のサッポロビール園やサッポロビール博物館は除くとしています。