サッポロHDがサッポロファクトリー所有会社の売却を発表 売却額は4770億円
2025年12月24日 23:33 掲載
サッポロビールなどを傘下に持つ「サッポロホールディングス」は、「サッポロファクトリー」などの不動産事業を売却すると発表しました。
サッポロホールディングスが売却を決めたのは、札幌市中央区の「サッポロファクトリー」など東京や札幌などにある商業施設やオフィスなどの建物を所有する、グループ会社の「サッポロ不動産開発」です。
売却先は、アメリカの投資ファンドKKRと、アジアを拠点にするPAGの共同出資会社で、売却額は4770億円です。来年6月に売却が成立する予定です。
サッポロホールディングスは売却で得た資金でメインの酒類事業を強化する方針です。
なお、札幌市東区のサッポロビール園とサッポロビール博物館は、ビールのブランディングに重要な施設として売却の対象外とし、新たにサッポロビールが持ち主となります。



























