園内には数十棟近くが…ノースサファリ違法建築物撤去期限迎える 市は年明けにも除却命令視野に対応検討
2025年12月26日 11:51 掲載
ノースサファリサッポロが市街化調整区域に無許可で施設を建てていた問題で、札幌市が勧告した違法建築物の撤去がきょう(26日)期限を迎えました。
鈴木麻友記者)
「撤去期限を迎えたノースサファリサッポロには、今も多くの建物が残っているのが分かります。園内からは動物の鳴き声も聞こえてきます」。
札幌市南区のノースサファリサッポロは、市街化調整区域に無許可で飼育施設などを建て、20年にわたって営業してきました。市は、9月に122棟の違法建築物を確認し、きょう(26日)までに全てを撤去するよう勧告していましたが、園内には今も数十棟近くが残っているとみられます。
撤去に向けては動物の移動が課題となっていて、先月末時点で256頭が残されていました。市は年明けにも、立ち入り検査を行ったうえで除却命令も含めて対応を検討するとしています。



























