自動の「非常停止装置」が不作動か…小樽市 スキー場のエスカレーターで男の子(5)が腕を挟まれ死亡
2025年12月28日 18:09 掲載
28日午前、小樽市内のスキー場で5歳の男の子がエスカレーターに右腕を挟まれ、意識のない状態で病院に搬送されましたがその後死亡が確認されました。
エスカレーターが自動で非常停止しなかったとみられています。
■中川宙大記者:
「今ちょうどブルーシートがかけられました男の子はなんらかの原因で、エスカレーターにはさまれたということです」
警察や消防によりますと、28日午前10時ごろ、小樽市の朝里川温泉スキー場で、駐車場からゲレンデに向かうベルトコンベヤー状のエスカレーターの降り口付近で札幌市東区の後藤飛向ちゃん(5)が右腕を挟まれました。
飛向ちゃんは通報からおよそ40分後に救出され、意識がない状態で病院に運ばれましたが、その後死亡が確認されました。
■リフトの運行整備を担当するスキー場職員:
「(蓋が)開いていて、子どもがこの中に腕が入っちゃっていたという状態です/まっすぐ来た時に、(何かが)引っかかって空いて停まる(仕組み)」
職員によりますと、物が引っかかった時点で自動的に停止する装置が今回は作動せず、非常停止ボタンを押し止めたということです。朝の点検では異常はなかったとしています。
警察は、エスカレーターの安全性などを含め、事故の原因をくわしく調べています。



























