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ご来光を狙って雲の上へ!新千歳空港初の“初日の出”遊覧フライトに密着

元旦の過ごし方は人それぞれ。海岸や山に登って初日の出に手を合わせ、家族の健康や幸福を祈願する人もいます。ところがせっかく日の出の名所に出かけて行っても、天気次第でご来光を拝めないという残念な結果になることも。そこで一年の始まりはしっかり美しい朝日を浴びてスタートしたい!という方には、こんな旅はいかがでしょうか?
新千歳空港で初めて行われた初日の出を見るための遊覧飛行に密着!ご来光めざして雲の上へフライトします。およそ5000メートルの上空からはどんな絶景が見られたのでしょうか。

■本吉智彦記者「新千歳空港を今年最初に旅立つ便は、AIRDOの“初日の出”便です」
■乗客「非常にワクワクしています」「きのうからとても楽しみにしていました。きれいな日の出を撮りたいです」 
■乗客「北海道発着便がいままで無かったので、ずっと乗りたいなと思っていたのですが、今回新しく設定されたので申し込みました」

新千歳空港の始発は普段は午前7時台ですが、今年1月1日、初日の出を見るための特別な旅客機が、新年でイチバン最初に離陸します。便名は年号に由来して、2026便です。企画したのは東京の旅行会社ジャパン・エア・トラベル・マーケティングで運航はAIRDOが手がけました。午前5時50分に新千歳空港を出発し、午前6時40分すぎに上空から初日の出を狙います。参加料金は、ひとり3万8000円から。滅多にできない経験をしたいと62人が参加しました。

■AIRDO佐野浩樹機長「天気も良さそうで安定した飛行ができるんではないかと思っています。雲を避けながら飛べるようなコースをたどりたいと思っています」

待合室ではマスコットのベアドゥの着ぐるみとのふれあいや、出発セレモニーなどが行われました。AIRDOが新千歳空港を発着する初日の出フライトは今回が初めてで、新千歳空港にとっても初日の出を見るための特別な便の運航は初めてです。

■AIRDO鈴木貴博社長「私どもは『北海道の翼』というキャッチフレーズを提示しています。北海道の皆さんに見たことのない新年の新しい風景をご覧いただきたいなと思います」

そのころ、機内ではミーティングが開かれていました。特別なフライトの客室乗務員は4人。道内出身者が選ばれました。

■佐野機長「広尾ポイントには6時20分頃には着くと思いますけど、10分くらい前から徐々に明るくなってくると思います。きょうは普段のフライトと違うから時間感覚などいつもと違うと思うけど、臨機応変に対応してくれればと思います」
■客室乗務員「出身は札幌です。1年気持ちよくはじまっていただけるよう、笑顔でお出迎えしたいと思っています」「天気も大丈夫そうなので、きれいな景色が見られるのではないかとクルー一同楽しみにしています」「初日の出フライト成功させましょう、オー」
■佐野機長「日の出を見ていただくのが最終の目的ですから、高度を変えるかもしれないし、場所を変えるかもしれないし、その都度手順を組み立てていかなければなりませんからそこが難しいところ」
■搭乗アナウンス「初日の出フライト2026便をご利用の皆様へご案内します」
■グラウンドスタッフ「どうぞ、ご搭乗ありがとうございます。行ってらっしゃいませ」

出発の準備も整い、いよいよ機内へと搭乗。乗客には記念品として縁起物をあしらった和菓子や卓上カレンダー搭乗証明書などがプレゼントされました。日の出まで1時間を切りました。絶景ポイントをめざしていよいよ離陸です。乗客には飛行ルートが示されたマップが配られています。新千歳空港を出発したあと、帯広方面へそこから襟裳岬の沖合へと飛行していきます。初日の出は襟裳岬の沖合で迎える計画です。晴れれば水平線や日高山脈も見えるということです。

■佐野機長「ご搭乗機はすでに本日の飛行高度、約4800メートルに到達しました。ただいま時速約280キロで水平飛行中です」
■記者「見事なまでの雲海が広がっています。その上空ではオレンジから青へと空の色が変化していきます。とってもきれいな光景です」

目的地が近づき、朝焼けが進んできました。下界を埋め尽くすように雲海が広がる上空ならではの景色です。

■乗客
「絶景できれいで来て良かったです。きれいな初日の出が見られそうです。」

目的地の襟裳岬沖では旋回を繰り返し、左右どちらの座席からでも日の出が見られるよう飛行します。

■記者「どんどんどんどん雲の縁が、オレンジ色から黄金色に染まっていきます」

日の出の方角にある雲がひときわ輝いてきました。そして午前6時48分、雲海の向こうから今年最初の太陽が昇ってきました。オレンジ色に神々しく輝いています。高度およそ4800メートルからの初日の出は、空気が澄んでいる分、まばゆい光を放ちました。

■乗客「昇りましたね。美しい。うわー、すごくきれい、あっという間に出ちゃうんだね」
■乗客(カメラを撮影しながら)「雲海の上に出てくるからすごい神秘的な写真撮れましたよ」「(点数つけるとすれば100点満点で)道内初だから150点くらい」

帯広から参加した夫婦は一眼レフカメラで美しい初日の出をとらえました。
■「すごい良かったです。とてもキレイに見えて感動しました」「いままで見た初日の出でいちばん良かったです」
■記者「2026年、どんな年になりそうですか?
■帯広から参加の夫婦「いい年にしたいです。飛躍の一年にしたいです」

特別な光景を見ることができた機体は、再び新千歳空港へ。およそ1時間半の旅が終わりました。

■佐野機長
「なかなか見られない景色だと思いますのでご覧いただけたかなと。
来年もまた機会があればやりたいと思います」

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