5歳死亡事故で家宅捜索 小樽スキー場エスカレーター、なぜ止まらなかったのか?他スキー場の対策は?
2026年 1月 6日 18:54 掲載
高橋純暉記者)
「午前10時すぎ、捜査員が家宅捜索のため、朝里川温泉スキー場のセンターハウスへと入っていきます」。
事故が起きてから1週間以上。本格的な捜査が始まりました。
警察が業務上過失致死の疑いで家宅捜索を行ったのは小樽市の朝里川温泉スキー場を運営する会社の関係先など3カ所です。
スキー場では先月28日、札幌市東区の後藤飛向ちゃん(5)が駐車場とゲレンデを結ぶエスカレーターに右腕を挟まれ、搬送先の病院で死亡が確認されました。死因は窒息死でした。
当時、現場に監視員はおらず、何かが巻き込まれた際の非常停止装置も作動しませんでした。警察は経営資料や点検表などを押収しました。
年末に起きた痛ましい事故。ほかのスキー場ではどのような対策を行っているのでしょうか。
札幌市手稲区のスキー場ではエスカレーターの乗り口と降り口にそれぞれ従業員が常駐し、いつでも非常停止ボタンを押せるようにしています。さらに。
サッポロテイネスキー場 阿部優也索道技術管理員)
「こちらの銀色の部分、これが押しこまれたときにエスカレーターが止まるという形になっています。(それでも止まらないとき)センサーが両脇についていて、ずっと何かものが残った際にこっちの方でもエスカレーターが止まる。2段階の構造で止める仕組みになっています」。
またこのスキー場では毎朝、エスカレーターの非常停止ボタンが動くか、巻き込まれたときに止まるかどうかなど点検を行っています。
サッポロテイネスキー場 阿部優也索道技術管理員)
「小さなお子様から大人の方まで、下りるときに苦手な方にはしっかり手を添えて安全に降りていただくようなことをしている」。
なぜ小樽のスキー場で事故が起きてしまったのでしょうか。
高橋純暉リポート記者)
「捜査員がカバーを開け閉めながらどのように動作しているのか説明を聞いている模様です」。
午後からは従業員から説明を聞きながら事故が起きたエスカレーターで現場検証が行われました。
高橋純暉記者)
「捜査員がボタン操作盤の真下の装置本体の天板を外して中を調べています」。
警察は引き続き業務上過失致死の疑いで調べを進めていて、今後、物が巻き込まれた際の装置の動きなどを調べる方針です。



























