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「法令上明確な基準なし」5歳児死亡エスカレーター事故、カギはメーカーの仕様書順守か?

高橋純暉記者)
「午前10時30分、捜査員が現場前に集合しました。これから2回目の現場検証が行われるものとみられます」。

事故が起きた小樽市の朝里川温泉スキー場のエスカレーターでは7日も警察による現場検証が行われました。
スキー場では先月28日、札幌市東区の後藤飛向ちゃん5歳が駐車場とゲレンデを結ぶ屋外のエスカレーターに、右腕や衣服が巻き込まれ死亡しました。

高橋純暉記者)
「今、捜査員と従業員が本体の手前の大きな天板を剥がして、エスカレーターの下の方に入っていって中身を確認しています」。

事故当時、何かが巻き込まれた際の非常停止装置が作動しなかったことから警察は7日の現場検証で従業員の立会いの下、エスカレーター内部を調べ動作確認を行いました。

小さな子どもの命が失われた今回の事故。同じメーカーのエスカレーターを導入した十勝の新得町にある「十勝サホロリゾート」ではどのような安全管理体制が取られているのでしょうか。

サホロリゾートスキー場 増子幸一課長)
「(従業員)3人~4人はつきますね。上で慣れないお客さんが転んだりすると補助しますので、上2人下2人で4人つけてます」。

ほかにも、毎朝、営業時間前に緊急停止ボタンなど安全装置を点検しているということです。

出口付近で止まると緊急停止する仕組みだということで記者が体験してみると…

近江谷記者)
「大きい音がなって緊急停止しました」。

サホロリゾートスキー場 増子幸一課長)
「今回の事故は朝里川温泉さんだけの事故だけではなくて、安全対策を強化していかないといけないということを改めて認識してみんなで共有したほうがいいんじゃないかなと」。

小樽市などによりますと事故が起きたエスカレーターは建築基準法の「昇降機」には該当せず安全基準や定期点検が義務付けられていないということです。
刑事事件に詳しい弁護士は…

内田健太弁護士)
「法令上明確な基準がないということなので曖昧になるんですが、基準がないからといって何もしなくていいということにはならないと思います」、「法令上の基準がないということになるとまず第一にはメーカーが作っている説明書、仕様書。これに定められた使い方、あるいは点検方法を守っていたのかどうか、ここが最大のポイントになるのではないかと思う」。

警察は業務上過失致死容疑での立件の可否を含めて慎重に捜査しています。

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