「すごいスピード感!」手足麻痺でもジョイスティック操作しスキー滑走 旭川で「テトラスキー」研修会
2026年 1月15日 18:59 掲載
重い身体障害があっても楽しむことができる「テトラスキー」。
アジアで初めての研修会が旭川市で開かれました。
■テトラスキー体験者「わー!きゃー!」
おととい(13日)旭川市で行われたのは、手足の麻痺など重い障害があってもスキーを楽しむことができる、「テトラスキー」の研修会です。
四肢麻痺を意味する英語「テトラ・プレジア」が由来です。
わずかな力で動く「ジョイスティック」と呼ばれるハンドルでスキー板を動かし、自分で方向を変えることができます。
アメリカのユタ大学が2014年に開発。
アジアでの研修会は初めてです。
■旭川パラスポーツ協議会 今野征大会長「アメリカで面白いスキーがあると聞いて、実際どういうものか伺い、大変魅力的だったので」
この日は手足に麻痺がある2人の女性が体験しました。
椅子が縦にも伸びるため、テトラスキーを装着したままリフトに乗ることができます。
脳性麻痺でうまれつき四肢麻痺だという前野紅音さんは、小学生のころ先生に抱えられて滑った以来のスキーです。
■前野紅音さん「うわあ!こわい!わあ!キャー!」
インストラクターがリモコンで操作を補助した上で、ロープを引っ張りサポートします。
■前野紅音さん(23)「こんな機会がなかったら、もう一生スキーをすることはなかったと思う、よかった」
後天的な病気で四肢麻痺になったという山崎亮子さんは、人工呼吸器をつけてテトラスキーに挑戦。
およそ15年ぶりのスキーです。
■山崎亮子さん(54)「ありがとうございます、最高です。すごいスピード感でした。スキーが大好きになって、1人でも山に来ていた時の気持ち」
開発したユタ大学は2034年のパラリンピックで正式種目にすることを目標に普及活動を進めています。
しかしテトラスキーは1台で300万円を超えるということです。
■旭川パラスポーツ協議会 今野征大会長「台数をそろえるのも大変、資金をどうやって集めるべきなのか、そこがいま一番の課題だと思う」



























