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オシプラ!冬のバチッ!ビリビリはもういや 火事の危険もある「静電気」を防ぐには?

今回のオシプラは冬に多く発生する静電気。気を付けないと思わぬ火事になるリスクも!ビリビリを防ぐ裏技を詳しく解説します。

そもそも『静電気』とは何なのか?なぜ冬場に多く発生するのか?専門家の先生にうかがいました。

バチっとくるのイヤですね
バチっとくるのイヤですね

静電気について教えてくれるのは札幌出身のサイエンスプロデューサー佐藤ちひろさんです。子どもたちに理科の実験教室を開いていて、科学の楽しさを伝えています。好きなものはダンゴムシ。ダンゴムシのヘルメットはなんと手作りだそうです。

そもそも静電気はなぜ起きるのでしょうか?

■佐藤先生:
「(静電気は)異なる2つの素材がこすれることで起こります。物によってプラスになりやすい、マイナスになりやすいっていうのがあるので、それが離れていれば離れてるほど静電気がたくさん起きます」

■佐藤先生:「塩化ビニールはマイナスになりやすい、紙はプラスになりやすいっていうことで、こすると静電気が起きます」

プラスとマイナスにそれぞれ偏った物をこすると放電が起きます。
これが静電気です。
プラスとマイナスの物を近づけるとくっつけることもできます。
さらに静電気はアルミホイルが入った瓶に溜めることもできます。

佐藤先生:「さわってみます?」
森アナウンサー:「えっ!!さわったらどうなりますか」
佐藤先生:「まだ3回しか溜めていないのでぱちっとくるぐらいです」
森アナウンサー:「わああああ!たまってます!」

ここで実験。静電気をもっと溜めた瓶に蛍光灯を近づけると・・・。


森アナウンサー:
「はっ!・・・ぱちって言っている!静電気も放電されて、瞬間的にバーっと光ったってことですか」
佐藤先生:「そうです」
森アナウンサー:「すご、静電気の威力」

森アナウンサー:
「冬に(静電気が)起こりやすいのはどうしてですか?」
佐藤先生:「冬に静電気が起こりやすいっていうのももちろんあるんですけど、冬だと静電気が逃げていかないっていうのが大きいです」
森アナウンサー:「それ、どうしてですか」
佐藤先生:「乾燥してるからですね」

湿度が高いと、静電気は空気中の水分に逃げていきます。しかし湿度が低くなると空気中の水分が減るため、静電気が起きやすくなります。

まとめると・・

■静電気の仕組み…
   異なる2つの物質が擦れると
   電気のプラスとマイナスが
   不安定になり静電気が発生。

■冬に多い理由…
   冬は空気中の水分が少なく
   自然に放電できず体に静電気を
   溜めこみやすくなる。

ではどうすれば静電気の不快なビリビリを防ぐことができるのか?外出先や家の中で簡単に出来る裏技をご紹介します。

ドアノブの前に壁を触ると静電気が「逃げる」
ドアノブの前に壁を触ると静電気が「逃げる」


佐藤先生:「防ぐというか、『逃がす』っていうことを考えるといいと思います。普段歩き回っていると静電気が溜まってくるので、そこでドアノブに触るとドアノブに対して放電して指先がパチッとなる痛いやつですね。金属に直接触れるとバチってなるので、そうならないように木のものを触る」

佐藤先生によると、金属は電気を通しやすいため、ゆっくり電気を通す、つまり「逃がす」ことができる壁や床に触れてから、金属のものに触れると静電気を防ぐことができるということです。

■佐藤先生:「あと指で触るから痛いんであって、最近あるのは車の鍵で先に車のドア触るとか鍵と車で放電してくれるので手は痛くないです」

静電気を逃がすためには靴を脱ぐこともポイントです。靴は底がゴムになっていて電気を通しません。静電気でテープが浮かぶ帽子を被った状態で靴を脱ぐと、テープは沈んでいきます。これは静電気が地面に流れていったからです、つまり、部屋の中では裸足で過ごすと静電気を逃がすことができます。

佐藤先生:「あと乾燥していると(静電気が)逃げにくくなります。保湿とかハンドクリームを塗って乾燥しないようにするとかあとはこまめに手を洗って、手で洗うことで、その洗った水で(静電気が)逃げていく」

森アナ:「金属の触り方とかではなく、とにかく自分が今持ってる電気を逃すことが大事?」
佐藤先生:「はい、そうなります」

ハンドクリームで乾燥を防ぐ「保湿」も大切
ハンドクリームで乾燥を防ぐ「保湿」も大切

■対策法おさらい 佐藤先生によりますと…

・手のひらを壁などに当て、広い面積で静電気をゆっくりと逃がす。
・自宅などではスリッパなどではなくなるべく「裸足」で過ごすことで、常に静電気を逃がし体への帯電を抑える。(靴下を履いていてもOK)
・こまめな手洗いで静電気を逃がす。 
・肌が乾燥していると帯電しやすくなるので、ハンドクリームなどで「保湿」を心がける

カギなどで先にドアノブに触るのも効果的
カギなどで先にドアノブに触るのも効果的

さて静電気はビリッと来る不快感だけでなく火災などの原因にもなるんです。
おととし、札幌の自動車販売店で発生した火災の模様です。この火災は静電気が原因で起こったと見られています。

こちらは東京消防庁の実験映像です。静電気を帯電させた金属を可燃性のあるガソリンに近づけると…

放電した瞬間、一気に燃え上がりました。

ということで火災に原因にもなりかねない静電気ですが、皆さんガソリンスタンドで給油するとき、給油機に『静電気除去パッド』が設置されていることはご存じだと思います。

この静電気除去パッド、どんな仕組みかといいますと…
除去パッドはプラスチックに金属を練りこんだ材質で出来ており、そこからアースが地面に伸びていて帯電した電気を緩やかに逃がす仕組みになっている。(金属だけだと火花が起きてしまう)

特に乾燥する冬の静電気の除去は大事ですね。

以上 オシプラでした!

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