中高年の女性に多発する「NTM症」 肺などに抗酸菌が感染 長引く咳や胸の痛みに注意を
2026年 9月29日 16:04 掲載
いま、長引くせきや胸の痛みなどを引き起こす感染症「NTM症」(非結核性抗酸菌症)と診断される患者が増加しています。一体どういった感染症なのでしょうか。
とよひら公園内科クリニック・藤本晶子院長「定期検査でレントゲンをとっていても、あれ?この人もこの人もという感じ。約20年前の開業当初は数年に1人というスパンだったのが(最近は)年に数名ぐらいは出ている気がするので、やっぱりなんとなく増えているのかなという感じ」
近年、感染者が増えているというNTM症(非結核性抗酸菌症)。結核菌ではない、およそ200種類の抗酸菌が肺などに感染して引き起こす感染症です。
藤本院長「2週間以上咳が続いたり、熱が出たり、胸が痛くなったりとか、痩せてきたという症状がある。中高年以降の女性が圧倒的に多いです。それも痩せ型の女性が多い」
年間の罹患率は2014年で10万人当たり14.7人と、20年前に比べその数は3倍以上に。
そもそも、NTM症はどうやって感染するのでしょうか。
藤本院長「どこにでもいる菌と言われていて、あと水道水とかシャワーヘッドとか土壌。ガーデニングなどからうつると言われている」
NTM症は人から人にうつることはないものの、エアロゾル感染する可能性があり、予防することは難しく、感染後は治療に時間がかかることも。
厚労省では9月24日から早期受診を呼びかける啓発を行っています。
とよひら公園内科クリニック・藤本院長「飲み薬で治らないと最悪手術になるケースもある。咳が続く場合はレントゲンをとって診断をつけてもらうことが大事です」


















