ノースサファリサッポロの無許可建築問題 「10月末までに撤去は違法」と訴えた運営会社の請求退ける
2026年10月 2日 18:29 掲載
ノースサファリサッポロの運営会社が札幌市による除却命令を違法と訴えた審査請求で、第三者機関の開発審査会は、運営会社の請求を退けました。
札幌市開発審査会「本件審査請求を棄却する」
ノースサファリサッポロの運営会社「サクセス観光」は、10月末までに無許可建築物を撤去するよう求める札幌市の命令が違法と申し立てましたが、開発審査会は、その請求を退けました。
サクセス観光は、建物撤去を求める市の指導や勧告に応じず、20年にわたりノースサファリサッポロを運営。開発審査会は、「任意の指導のみでは確実かつ早期の違法状態の解消が困難であった」と指摘しました。園内には220匹の動物が残っています。
サクセス観光側は、支援企業による新たな動物園の候補地選定や動物の移動を考え、撤去期限を来年11月末とするよう求めていました。
審査会は、市が「相当の期限」を与えたと評価しました。
札幌市開発審査会「支援企業の新規事業の開始スケジュールを考慮して期限を設定すべき法的義務があるとは解されない」
改めて示された10月末までという期限に、サクセス観光代理人弁護士は「裁決は、建物の除却が進みつつある状況と、動物たちの福祉の観点から策定した移転計画を無視してなされたものであって、容認できない」「訴訟の提起も含め、検討する」
札幌市開発指導課の坪田修一課長は、命令に従わない場合について「刑事告発や行政代執行も視野に入れて検討を進めていく」としています。



















