JR花咲線の釧路~根室間の輸送密度が「赤線区」の水準に落ち込む すでに廃止された路線のレベル
2026年10月 8日 13:03 掲載
JR北海道は7日、2026年度の第一四半期の線区別収支と利用状況を発表しました。
JR北海道が単独では維持困難としている「黄線区」(輸送密度が200人以上2000人未満)の花咲線(釧路・根室間)は輸送密度が190人となり、すでに廃止された「赤線区」の水準に落ち込みました。
黄線区全体の営業収支は、観光列車の運転などにより前の年の同じ時期と比べ1900万円の増加となりました。
一方、線路の修繕費などがかさみ、営業損失は1億4100万円拡大しました。
1キロあたりにおける1日の平均利用者数を表す輸送密度は、宗谷線(名寄~稚内)・花咲線(釧路~根室)・室蘭線(沼ノ端~岩見沢)・日高線(苫小牧~鵡川)で前年を下回りました。
そのうち花咲線は190人(前年比12人減)となり、JR北海道が維持困難線区を公表した2016年以降で初めて、黄線区がすでに廃止された赤線区の水準になったことになります。
富良野線の輸送密度は1126人(前年比40人増)となり、同じ黄線区でも線区によって利用実態が大きく異なる現状が浮き彫りとなりました。
一方、千歳線は空港やFビレッジアクセスが好調に推移し、営業収益は2018年度の公表以来最高となる118億5000万円(前年同期比4億500万円増)となりました。
JR北海道によりますと、利用客数は全体でほぼ前年並みだったということです。



















