「すべりにくい靴底を」創業91年 老舗工場に潜入!手作業にこだわり続ける思いとは
2026年10月 9日 15:10 掲載
職人の手によって、一足ずつ命が吹き込まれていく長靴。
依田アナウンサー
「いや工場もかなり広いですね!学校の体育館のようです。
第一ゴム 岩戸浩さん
「いまはすごい忙しい時期でだいたい雪が降るのが
11月12月ぐらいになりますので今まさに真っ只なか、ピークというところですね
小樽市にある「第一ゴム」今年で創業91年。機械に頼らず手作業で作る製法は
創業当初から変わりません。工場ではおよそ50人のスタッフが作業にあたり、1日250足ほどの長靴を製造しています。
多い時には800人スタッフがいましたが、人手不足の中でも手作業を続ける理由。
それは、柔らかい「天然ゴム」が機械ではうまく扱えないからです。
一般的な長靴に使われるのは大量生産しやすい石油由来の「合成ゴム」。第一ゴムでは、やわらかくて破れにくい東南アジア産の「天然ゴム」を全体の9割以上に使っています。
第一ゴム 岩戸浩さん
「靴を履いているとどうしても折り切れや靴底の減りが早いことがあると思うんですけど、ここでは天然ゴムの割合を多くすることで折りぎれをさせにくいようにしている。」
やわらかく繊細な素材なので細かい作業は機械には任せられず、加工には職人の確かな技術が必要です。
雪国の足元を守るため、譲れないこだわりがもうひとつ。
それは『すべりにくい靴底』です。こちらもすべて手作業です。
最近特に人気だというのが、第一ゴムが開発した靴底『アルテマソール』。金属で出来たスパイクを使わず、ゴムの複雑な凹凸を靴底全体に敷き詰めることでグリップ力を高めています
第一ゴム 岩戸浩さん
「やっぱり冬、北海道を暮らしている方々何が一番怖い冬場怖いったら転倒になりますのでなるべく転倒しないすべりにくい靴底を(作っています)。」
依田アナウンサー
「手作りにこだわる一番の理由はなんでしょうか?」
第一ゴム 岩戸浩さん
「やっぱり品質の良さ長持ちするものを作ること。北海道の冬道を歩いて転んだという話はよく聞きますのでうちの靴を履いて少しでもそういう場面がなくなるような思いを込めていつも作っております」


















