雄大な釧路湿原を楽しめる「ノロッコ号」いよいよラストラン 標茶駅はファンでにぎわう
2026年10月 9日 18:47 掲載
道東の雄大な湿原の中を走る観光列車「ノロッコ号」が、いよいよラストランを迎えます。駅には多くの人が集まり、別れを惜しんでいます。
多くの人に見守られながらJR釧路駅のホームに姿を現したのは、「ノロッコ川湯温泉号」。ヘッドマークには「ラストラン」の文字が。
釧路駅から川湯温泉駅と塘路駅との間を結ぶJR釧網線の「くしろ湿原ノロッコ号」。車両の老朽化のため、今シーズンでその運行に幕を下ろします。
はじまりは1989年。初代車両がデビューしたのち、1998年からは現在使われている2代目の車両にバトンを渡し、37年間にわたり人々を楽しませてきました。
ノロノロ走るトロッコ列車が由来のノロッコ号。ゆったりとしたスピードだからこそ味わえる釧路湿原の雄大な景色が魅力です。
高橋海斗記者「標茶駅のホームは多くの人であふれかえっています。町全体でノロッコ号最後の勇姿を盛り上げています」
停車駅の標茶駅では、地元の高校生や園児をはじめ多くの町民が集まり、ラストランを迎えるノロッコ号との別れを惜しみました。
この場所でよく見送りをしていたという標茶町の佐藤吉彦町長
「釧路湿原はノロッコ号が一番の交通機関だった。特に風を切って釧路湿原を感じられることに皆さん非常に感激して帰られたと思うので、そこがなくなるのが非常に残念です」
午後4時半すぎ、最後の運行を終え釧路駅に到着した「ノロッコ川湯温泉号」。最後の乗客の思いは・・・。
神奈川から来た乗客「秋の爽やかな風が感じられて、ちょっと寒かったけれど、楽しかったです」
千歳から来た乗客「ちょっと悲しいかな。正直3代目もほしい」
10日は「くしろ湿原ノロッコ号」の最後の運行で、釧路駅と塘路駅の間を1往復する予定。釧路駅では出発セレモニーも行われます。


















