now onair

24:50

内村さまぁ~ず【再】 有吉弘行が登場!テレビでは滅多に観られない有吉の勇姿とは!?

NEXT

矢印

【「パンどろぼうひろば さっぽろ」開催見合わせに関するお知らせとお詫び】:10月2日(金)よりサッポロファクトリー特設会場にて開催を予定していた体験型イベント「パンどろぼうひろば さっぽろ」は開催を見合わせることとなりました。心よりお詫び申し上げます。

ヒグマ最前線

『北海道GRUS』誕生 アイスホッケーのトップチームが消えた釧路で・・・逆境から「氷都復活」に挑む

釧路に誕生した、
アイスホッケーチーム「北海道グルス」。

新たな船出の前に、周囲からは厳しい声が寄せられていました。

■北海道GRUS・原輝樹代表
「ファン含め関係者の方たちは、もう釧路は無理だなっていうのを口々に言うようになって」

アイスホッケーが盛んで、かつては国内有数の「氷都」として知られた釧路ですが、おととしトップチームが撤退。

逆境の中、立ち上がるのにはかつての「氷都」への思いがありました。

開幕戦前日 練習の前のミーティング
開幕戦前日 練習の前のミーティング

釧路市の新たなアイスホッケーチーム「北海道グルス」。

今シーズンから国内最高峰の「アジアリーグ」とは異なる、
できたばかりのリーグに参加しています。

チームに所属する選手の半分は、釧路市に住んでいません。
監督も旭川市から来ています。

道内各地で暮らす選手たちがこのチームに参加する背景には、かつての栄光がありました。

「ひがし北海道クレインズ」が立ち上がるも給料の支払いに遅れが・・・
「ひがし北海道クレインズ」が立ち上がるも給料の支払いに遅れが・・・

全日本アイスホッケー選手権4連覇、4度のアジアリーグ優勝を誇った名門チーム・クレインズ。

いつしか、釧路市はアイスホッケーが盛んなマチ・「氷都」と呼ばれ、クレインズはマチの象徴となりました。

しかし、2018年。
「日本製紙クレインズ」は廃部を発表。

有志により後継チームの「ひがし北海道クレインズ」が結成されましたが、新型コロナなどの影響で経営難に。

釧路を離れることに悔しさをにじませる齋藤監督
釧路を離れることに悔しさをにじませる齋藤監督

運営会社との信頼関係が崩れた結果、監督と全ての選手はチームを脱退して新たなチーム「北海道ワイルズ」をつくりましたが・・・

■(当時)北海道ワイルズ・岡本博司代表
「活動の拠点についてですが、東京に移したいと思っております」

チームを支えるほどのスポンサーの確保は釧路では難しく、遠征費用などのコストを減らすため、2024年「ワイルズ」は釧路からの撤退を決定。

「氷都」からトップリーグに参加するアイスホッケーチームが姿を消しました。

北海道GRUS・原輝樹代表
北海道GRUS・原輝樹代表

この状況に、アイスホッケー文化を守ろうと
地元で工務店を経営する原輝樹(はら・てるき)さんが立ち上がりました。

■北海道GRUS・原輝樹代表
「みんなファン含め関係者の方たちはもう釧路は無理だなっていうのを口々に言うようになってただ僕はそれがすごく悔しくて、なんとかならないんだろうかって」

ゼロからのスタートで、課題となったのがチーム運営費です。
選手の遠征費やユニフォームの購入などに1600万円ほどの費用がかかることから、釧路市内の企業からの支援のほかに、クラウドファンディングで資金を集めています。

■北海道GRUS・原輝樹代表
「アイスホッケーという競技が、いわゆるジャンル別に言うとマイナー競技というところで、そちらの方にジャンルが入っていますので、なかなかそこのマイナーリーグでのプロ化というのはすごく難しくて。いわゆる熱心に地域密着、理念もこれは外れないので、本当にひたすら企業回りは欠かさないで続けていきたいなと思っています」

仕事終わり一人でトレーニングをする石﨑選手
仕事終わり一人でトレーニングをする石﨑選手

選手のプロ化が難しいアイスホッケー界で、「グルス」の選手は社会人としての仕事とアスリートとしての生活を両立させる『デュアルキャリア』を前提としています。

石﨑湧一(いしざき・ゆういち)選手もそのひとりです。

平日は札幌市内の広告会社で働きながら自主トレを行い、週末に釧路に滞在してチームに参加しています。

■北海道GRUS・石﨑湧一選手
「仕事どうするのとか家庭どうするのとか移動どうするのとか、本当に挙げればキリがなかったんですけど正直ただやっぱりここでやらなかったら、俺あそこで手を挙げなかったなって
ずっと後悔しながら生きるだろうなって思った自分もいて」

一緒に練習できる時間は限られていますが、チームを思う気持ちは同じです。

■北海道GRUS・石﨑湧一選手
「コミュニケーションとかも含めてすごい大変というか難しいなって思う部分はもちろんあるんですけど、離れてるからこそじゃないですけど、ホッケーやってる時間、チームとして活動してる時間はすごい大事にできてるのかなというふうには思います」

グルスにとって初めての公式戦 相手は「東京ワイルズ」
グルスにとって初めての公式戦 相手は「東京ワイルズ」

■北海道GRUS キャプテン・加藤陸選手
「私はみんなのこと大好きです。これからもずっと続けるチームのために、まず第一歩。みんなで踏み出しましょう。そして、大好きなアイスホッケーを楽しみましょう」
「レッツゴー!」

「グルス」にとっての初めての公式戦。

相手は釧路から東京に拠点を移した「ワイルズ」でした。
試合開始から攻め込まれ続けるグルス。

ワイルズとの力の差を見せつけられ、苦しい展開が続きます。

試合終了残り4分 グルスにとって初めての得点が
試合終了残り4分 グルスにとって初めての得点が

試合終了残り4分、GRUSが得点を決め
■観客
「やったー!」
「決まりましたね!これがあれじゃないですか。『復活』じゃないですか」


初戦は「9-1」で東京ワイルズの勝利。
新体制でチーム力を強化した「ワイルズ」との差が明らかになりましたが、それでもチームには消えない炎がありました。

■北海道GRUS・原輝樹代表
「課題がより鮮明に見えましたので、その対処方法をどうしたらいいのかというのは本当に明確になった。(来場者が)3000人超えたときは僕もあの時にリンクにいたのでまだまだ半分には達してはいないんですけど、そこがやっぱり僕らの目指すところなので。まだまだ課題があるのでそれを克服しながら、そこまで届けられるようにしたいなと思っています」

逆境の中で立ち上がった「グルス」。

ゼロからの挑戦は、まだ始まったばかりです。

合わせて読みたい

その他のニュース

一覧の続きを表示
htb