被害防止へ 闇バイトや詐欺の手口をスマホで疑似体験 函館の大学生らシミュレーター開発
2026年10月21日 19:02 掲載
巧妙化する詐欺や闇バイト勧誘の手口。被害を防ごうと、函館の大学生たちが犯罪の手口を疑似体験できるサイトを開発しました。
「指定された住所で荷物をピックアップするだけ。1件5000円なんだけど空いてる日にどう?」。
知り合いから「闇バイト」に誘われたら…。
今月、函館市でスマートフォンを通して闇バイトの勧誘や詐欺の手口を疑似体験できるイベントが開かれました。開発したのは函館市内の大学生3人です。
公立はこだて未来大学3年生 櫻井弘人さん)
「最近の新しい手口とかそういうのを知らない人が多いと思うので、ぜひ皆さんに知っておいてほしいなと思います」。
3人が開発したのは3種類のシミュレーター。そのうちの1つ、”警察官を騙る詐欺”を記者が体験してみました。
前田愛奈記者)
「このように電話の着信画面になりました」。
警察官の「タナカ」を名乗る人物から口座が不正利用されていると連絡が入ります。
警察官タナカ)
「今から自宅へ警察官を向かわせ任意同行の対応をしますがよろしいですか」。
画面操作は画面に表示される選択肢から選んで、会話形式で進んでいきます。
終了後画面体験後は性格診断のように、自分の防犯に対する傾向が分かる仕組みになっています。
3人はおよそ2か月前から開発を始めました。
函館中央警察署生活安全課 相原達哉巡査部長)
「偽の警察官が制服を着て手帳だとか、逮捕状だとか実際の格好を示したりっていうパターンもあるんだけど」。
開発で苦労したのは犯罪の手口をどうリアルに再現するか。何度も警察官に意見を聞き、サイトに反映しました。
函館中央警察署生活安全課 相原達哉巡査部長)
「最初の時よりやっぱりレベルが上がってきているので本当に完成が楽しみです」。
イベントそして迎えたお披露目の日。3人も体験に来てくれた人に犯罪の怖さについて直接伝えます。
体験した人)
「突然電話でかかってきたらやっぱりパニックになるかもしれないなと思います」。
体験した人)
「やる前と違って闇バイトとかの危険なことについて知れたので気を付けようと思いました」。
イベントでは20人が体験。シミュレーターは今後、道警のホームページで公開される予定です。
公立はこだて未来大学2年生 コーワン壮真さん)
「いい反応が返ってきたっていうのが分かる感じだったので良かったです」。
公立はこだて未来大学2年生 干場行晟さん)
「偽警察から電話かかってくる詐欺は自分たちも結構手込んだところではあったが、怖い詐欺だなという風に皆さん言っていたので作れてよかったです」。


















