廃止の危機乗り越え10年…北海道の“日本一の秘境駅”小幌駅で記念ツアー、ファン52人と屋鋪さんが魅力堪能
2026年10月26日 16:02 掲載
「日本一の秘境駅」として知られる、北海道の豊浦町にあるJR小幌駅。かつて廃止の危機を迎えた駅ですが、町が維持管理を引継ぎ今年で10周年を迎え、記念ツアーが行われました。
ツアー参加者)
「子どもの頃から行ってみたいところだったんですよ。もう景色、全部ワクワクです」。
ツアー参加者(埼玉から)
「小幌ってあんまり降りられない。だから来た」。
JR東室蘭駅を出発し「日本一の秘境駅」小幌駅までの間を往復する今回のツアー。小幌駅を巡っては、2015年にJR北海道が廃止の方針を示しましたが、翌年から豊浦町が維持管理を担うことで存続することに。今年で10周年を迎え、町が記念ツアーを開催しました。
ツアー参加者)
「飲み鉄、食べ鉄やってます。発売日にすぐ申し込みました。このように楽しめるのがすごい嬉しいです」。
ツアーに参加したのは、全国から集まった鉄道ファン52人。およそ1時間半で小幌駅へ到着しました。
小幌駅はトンネルとトンネルの間、わずか80mの間にある無人駅。周りに道路や住宅もなく、「日本一の秘境駅」と呼ばれるようになりました。
苫小牧からのツアー客)
「いやいいですね。まだ現役ですけど鉄道遺産という感じで」。
室蘭からのツアー客)
「こんなに素晴らしいところがあるって知って、今日は幸せです。何もないとこがいいのかもしれないですね」。
元プロ野球選手で今は鉄道写真家として活動する屋鋪要さんも町に招かれ参加していました。
屋鋪要さん)
「わずか87メートルのドラマいいですね。また頑張って撮ろうという気持ちになりますね」。
豊浦町 杉谷佳昭町長)
「10年間やってきてよかったのかなというような部分で感じております。今後も小幌応援基金というのも活用させていただきながら引き続き維持管理していきたい」。
豊浦町が負担する維持管理費は年間およそ480万円。全国のファンからの支援も受けながらこの秘境駅を存続させていきたいということです。


















