夕張市が借金353億円を今年度末に完済へ 再生に向け「次のスタートライン」
2026年10月30日 17:43 掲載
今年度末に借金を完済する見通しの夕張市で国と道、市の三者協議が行われました。
夕張市は2006年に財政破綻をした後、国の許可なく独自に事業を行うことができなくなっています。
国と道と市は2012年から年に一度、三者協議を行い、夕張市の課題について話し合っています。
夕張市 厚谷司市長
「(今回の協議は)インフラの老朽化対策など本市が抱えるさまざまな課題を解決するためには、また次のスタートラインに立ったものと私は捉えております」
これまでの協議では、バス乗り場や市役所の一部窓口などの機能がまとめられた市の複合施設「りすた」の開設など、町の再生に向けた取り組みについて話し合われてきました。
夕張市は今年度末で353億円の借金を完済する見通しで、今回は完済前の最後の協議会となりました。
夕張市 厚谷司市長
「(今後は)地域再生にやや重きを置いての作業になる想定されますが、これまで以上に相互に協力して取り組む思いひとつにできたと思う」
夕張市は完済後も2029年度末までは、事業を行うために国の許可が必要な財政再生団体です。
今回の協議で完済後は国への手続きの簡素化や職員の処遇改善、廃止した事業の見直しなどを確認しました。


















