撤去期限過ぎたノースサファリに立ち入り検査 運営会社「時間ない」札幌市「20年数前から言っている」
2026年11月 2日 15:51 掲載
去年閉園した札幌市南区のノースサファリサッポロに対し、違法建築物の撤去期限が過ぎたことから、市が立ち入り検査に入りました。園内には依然として建物が残されていることが分かりました。
大原麻潤記者)
「札幌市の職員が園内に入っていきます。これから建物の撤去状況を確認します」。
ノースサファリサッポロの運営会社「サクセス観光」は、先月末までに違法建築物の撤去を求める除却命令が市から出されていました。
命令の期限が過ぎたことから市の職員がきょう(2日)立ち入り検査を行い、施設内の状況を確認しましたが、獣舎など22棟の建物が依然として残されていたということです。
また、園内では先月末時点で220匹の動物が飼われていて、動物の管理・飼育を引き継いだ北海道アニマルワールドが、受け入れ先となる新たな施設を造ることを計画しています。
市によりますと、サクセス観光側は撤去が進んでいない理由として動物の移送の問題などを挙げているということです。
札幌市開発指導課・坪田修一課長)
「事業者の責任において動物の移送をやっていただく必要がある。向こうの主張として時間がないだとか言っておりますが、我々としてはもう20数年前から言っている話なので、そこはやっていただくしかないかなと思います」。
札幌市は今月中にも建物の撤去を進めるよう強く求める行政指導を書面で行う方針で、状況に応じて刑事告発や行政代執行なども検討するとしています。


















