高騰が続く灯油価格、これからどうなる?「190円」はひとまず見送りも…配達業者は上昇に危機感
2026年11月 4日 18:42 掲載
一時は190円前後の値上げの可能性もあった道内の灯油価格。政府も対策に乗り出していますが、現場の配達業者は今後の価格動向に危機感を抱いています。
「(最近1日に何件ぐらい?)30件。まだそのぐらいです」
日に日に寒くなる中、忙しさを増す灯油の配達。4日も札幌市南区の住宅街をせわしく行き来しています。
配達担当者「今年は今までにないぐらい上がってしまって、160円近くなっています。どうぞよろしくお願いします」
購入客「どんどん(値段が)上がっていて…。我慢はできない。灯油だけは」
高騰する灯油価格。資源エネルギー庁によりますと、去年の同じ時期の道内の灯油の平均価格は1リットルあたり128円。それがこの1年で159.2円と高騰。10月だけで4円値上がりしています。
本田燃料電器・本田利博社長「この商売を始めて30年ぐらいになるけれど、こんなに高い年はないですよ。いま出荷停止という仕入れ業者があるんです。安定して供給できるような状態、そして値段をつり上げるような業者さんは本当にやめてほしい」
政府は「国内の灯油の必要量は確保済み」と強調したうえで、来年3月まで輸入灯油と国内産との差額を小さくするため、補助金を支給するなどの対策を実施。
コープさっぽろ傘下のエネコープは、仕入れ価格が下落したことを受け、11月に予定していた値上げを見送りました。
効果が出始めたかのようにも見える政府の対策。しかし現場の危機感は拭えません。
本田燃料電器・本田社長「(値段が)上がらないというイメージもあるので安堵はしているんですが、今週末に雪が降るのでどうなるかなと危惧しています」


















