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(2009年3月9日放送)

#113 相田幸二さん(こうちゃん)

1975年生まれ。山形県米沢市出身、宮城県仙台市在住。16歳からホテルの和食部門で板前修業を始め、20歳でサラリーマンに転職。2005年よりブログ「こうちゃんの簡単料理レシピ」をスタート。累計で2500万アクセスを突破。ヤフーブログのランキングでは常に上位。そのブログをまとめたレシピ本はシリーズトータルで177万冊を突破、料理本としては異例の売り上げを記録している。いま、最も人気のある料理研究家。

トーク内容

ゲストは幸せ料理研究家“こうちゃん”こと相田幸二(あいたこうじ)さん。新鮮な食材や美味しい料理のある北海道が大好きというこうちゃんに課せられたテーマは、「独身者の冷蔵庫の食材だけで幸せな料理をつくって!」というものでした。しかも、独身者は番組のスタッフの中から無理やり選ぶというちょっとセコイ企画です。早速、こうちゃんが選んだスタッフの家に行くと、つっこみどころ満載でした。

それはさておき本題に戻り、どんな食材が入っているか冷蔵庫を開けたものの、そこには食材らしい食材がほとんどありません。家宅捜索ばりに家の中を探し始めるやまちゃんとこうちゃん。しかし、見つかったのはレトルト食品ばかり。典型的な独身男性の部屋です。調味料は充実していましたが、なぜか“未開封”。悩み始めるこうちゃん。それでも企画を決行するのがスバセカです。「何をつくってくれるのか?」と迫るやまちゃんの問いかけに、こうちゃんは思わず「オシャレな!」と言ってしまったのです。ところが、何をつくるのか、その後に言葉は続きません。こんな厳しいシチュエーションの中、本当はプレッシャーに弱いと弱音を吐き始めたこうちゃんでしたが、幸せ料理研究家としてのプライドが許さなかったのか、料理を強行したのです。つくりはじめたのはリゾット。こうちゃんはカップシチューを見事に活用し、更にスルメを隠し味に使うという絶妙なアイディアを披露。その味にはやまちゃんも驚きを隠せませんでした。美味なリゾットを食べ、こうちゃんの大好物であるビールを飲むとトークは弾む弾む!板前時代やサラリーマン時代のエピソード。そして、いまの料理研究家としてのブレイクにつながる“ブログに辿り着いた時の状況”などを掘り下げました。
まるで親友同士のような部屋飲みトーク、やまちゃんもかなり楽しそうです。

ロケーション:スバセカ独身スタッフの自宅(札幌市内某所)

スバセカ×こうちゃん 爆笑簡単レシピ「品田さん家のリゾット」

<材料(2人前)>
油 大さじ2
米 1合
水 約500cc
ハム 適量
カップシチュー(具材とスープが別のもの)
チーズ(裂けるタイプ)
スルメ(イカソーメンタイプ)
黒こしょう 適量

<作り方>
油をひいたフライパンで洗っていない米を2~3分ほど炒める。半透明になってきたら水(約200cc)を加えて炊く。チーズを裂く(ハムもさいの目にカットする)。カップシチューの乾燥具材を“何気なく”入れる。そして他に入れられそうな食材を探す。隠し味に刻んだスルメを入れる(でも、できれば最後に)。カップシチューのスープの素を入れ、固さを確認しながら水を加える。さいの目に切ったハムを入れる。裂いたチーズを入れ、適度にとけるように混ぜる。最後に黒こしょうで味を調えて完成!

<ポイント>
ゴハンからつくるとアルデンテの食感を出すことができないので、洗っていない状態の米でつくる。水は米の固さを確認しながら数回に分けて加えるとよい。

#112岡田斗司夫さん(後半)|#113相田幸二さん(前半)|#114相田幸二さん(後半)