now onair

27:55

テレビショッピング

NEXT

(2009年6月29日放送)

#129 cobaさん

1959年4月29日、長野県出身。 3歳から音感教室に通い、9歳でアコーディオンと出逢う。イタリア留学中に東洋人初となる世界アコーディオンコンクールで優勝し、本場でもその名を轟かせる。さらには、アイスランドの歌姫ビョークのワールドツアーにも参加するなど、アコーディオンの常識を覆した革命児。

トーク内容

ゲストは引き続き、おしゃれカンケイの16小説のラブソングのテーマ曲、「♪過ぎ去りし永遠の日々」でも有名な、世界的アコーディオニストcobaさん。やまだひさしチャレンジ企画の後編をお送りします!演奏テクニックやまさかの金髪セッションまで、アコーディオンの魅力に迫ります!!

さて、今回も、先週に引き続き、世界的アコーディオニストcobaさんに、チャレンジ企画と称してマンツーマンレッスンを受けたやまちゃん。前回はチューリップを片手で弾けるまでになったやまちゃんでしたが、今週は、両手を使っての演奏に挑戦!しかし、両手を使うと一気にその難しさを増すアコーディオン。到底、一日では弾けるはずもなく、結局はcobaさんがやまちゃんの左手となって合奏する事に!!何とも贅沢なセッションとなりました。そして、トークでは、世界的アコーディオニストが、どのようなターニングポイントを経て、人生を歩んできたのかを伺いました。16歳で音楽留学を志したcobaさんは、舞台のアルバイトで出逢った大物作曲家、山本直純先生に、アコーディオンをやりたいなら、高校なんか辞めて今すぐ行け!と言われ、決意を固めたそうなんですが、そこからは、苦難の連続…。イタリアへ個人レッスンを受けるため、アコーディオンメーカーの人と手紙でやり取りを初め、何とか約束を取り付けたんですが、待ち合わせの時間になっても一向に現れなかったんだとか…。高校を休学し、夢に向かって遠い異国に旅立ったcobaさん…やがて不安で涙がにじみ、そもまま何と、半日も駅で待ちぼうけ…。聞けば、cobaさんの乗ってきた電車が少し遅れるという情報を聞いて自分も少し遅れて来たらしいのです…。こうして、初日からイタリアの洗礼をドップリと受けたcobaさんは、ちょっとの事では動じない、図太い人間になったそうです。そして、そんなイタリアで、最も人生を変えたのは、3年半居候をさせてくれた新婚イタリア人夫婦との出会い。家族同然のような毎日を送り、楽しい時間を過ごしていたcobaさんでしたが、実は、一つだけ大きな悩みがあったのです…。それは、その新婚夫婦には、子供が居なかったという事。寝室も隣同士で、声も筒抜け状態の中、自分が居るから邪魔をしているんじゃないか?と3年半悩み続けたそうなんです…。そして、帰国後、数ヶ月が過ぎると、その夫婦から連絡が…。そう、子供ができたという朗報だったのです!名前はSARA。嬉しくて仕方なかったcobaさんは、この子に曲をプレゼントしようと決め、「SARA」という曲を作ったのですが、実は、この曲のお陰で、世の中に自分の名を知ってもらえたそうなんです。一人の少女への想いが込められている曲が人生を変えたなんて、本当に素敵なお話でした!!

#128 cobaさん(前半) | #129 cobaさん(後半) | #130 矢部亮さん(前半)