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13:45

有森裕子・浅田真央が元気を応援!健康寿命×ひざ寿命スペシャル

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2006年6月1日木曜日

呑気担当の「う」であります。

さて6月。

パソコン派の皆様には、すでに御覧にいただけておるかと思いますが、本日よりホームページトップも6月仕様に衣替えであります。

美術担当・坂谷画伯の6月のテーマは「運動会」であります。

万国旗も鮮やかに美しく目に沁みまして、境内には白線が引かれて、のどかで爽やかなどうでしょう前になっております。
ブルーシートを敷いて応援の場所取りをしているやつがいますね。

携帯派の方も、機会がありましたら是非御覧ください。

初夏の光が美しい5月の末から6月の上旬にかけまして、北海道の各学校では「運動会」が、開催されるのであります。

私もね、奥さん。
10年前にこちらに越してきた時は、違和感あったですよ。
本州人としてはね。

「運動会は10月でしょ」

みたいなね。

でもね、それから10年住んでましたらね、そんな違和感なんか、もうないね。だって一番好い季節なんだもの。
「運動会」もやりたくなるわけよ。

ただ、先週も日曜日の天気、悪くてね、今週末は是非晴れて欲しいと多くの関係者の方々が念じておられると思いますよ。
晴れると好いね。

今日の札幌、今のところ晴れ。
でも夜から雨という予報も出ておるそうであります。

5月の「どうでしょうクラシック」の月間平均視聴率は、10パーセントだったそうであります。ありがたいね、いつまでも多くの人に見ていただいて。

今年のYOSAKOI。
藤村忠寿とチームナックスはいかなる攻勢に出るのか。
それは、当日までのお楽しみであります。

それでは、お仕事帰りのおとうさんも、また明日、今日と同じように是非おいでくださいませ。

「う」と「ふ」でお待ち申しておりますです。はい。

じゃ、お元気であれ!




●DVD第7弾「ヨーロッパ21カ国完全制覇」予約受付中!
発売日&受け渡しは、6月21日水曜日!
予約は全国のローソン・ロッピー端末、並びに道内各HTBグッズ販売店にて!
ロッピー端末商品番号:018180(大岩岩男)
6月21日の発売日からネット通販「HTBオンラインショップ」でも取り扱い開始!

【2005年新作(全八夜)放送決定】
●新潟NT21さん→5月25日から7月13日まで。
その後は「どうでしょうクラシック」が新たにスタート!
●ABN長野朝日放送さん→5月23日から毎週火曜24:45~
まずは「ジャングルリベンジ全7話」それに続いて「2005年新作」の放送が決定!
●CTC千葉テレビさん→5月1日~6月19日まで毎週月曜24:25~
●EAT愛媛朝日さん→4月26日から放送。6/28からは「クラシック」がスタート!

(14:40 嬉野)

6月2日金曜日、今週も終わりですな。藤村でございます。

DVD第7弾「ヨーロッパ完全制覇」。1次予約の受付が終了しまして、昨日から2次予約が全国のローソン店頭ロッピー端末にて始まっております。

商品コードは、044661(語呂募集!)

受け渡しは7月3日でございます。

さてわたくしは、来週末に迫ってまいりましたYOSAKOIソーラン祭りの特番の準備に勤しんでおります。
今年は土曜日の5時間半の長時間生中継、さらにその翌日、日曜日には初のゴールデン2時間枠を使いましてのファイナルコンテスト独占中継、それもBS朝日を通じての全国放送ということで気合充分!朝のランニングもさらに距離を伸ばして12キロ!ついに数日前から足が痛くなりまして今朝からウォーキングに変更!おかげで時間ばかりを食って出社時刻は遅れるばかり!かといって夜遅くまでがんばるかといえばさにあらず!どーせ時間外手当もつかねーんだからと多少ゴネ気味の早期退社!しかしながら本日、バキッと台本を書き上げて今、このように日記をしたためていると、そういう状況であります。

一方、う先生はと言いますと現在、YOSAKOI特番とは一切無関係に「日記本」の編纂に勤しんでおります。

さてその「日記本」。ここまでの状況を少し説明しておきましょう。

当ホームページに書かれておりますこのディレクター日記。
毎日書いては消えていくこの徒然なる日記をそのまま本にしてひと儲けをたくらんでおったこのわたくしが昨年末、「とりあえず昔の日記を整理して、本に載せられるようなおもしろ日記をピックアップしといて」と、う先生に依頼、というか命令をしましたところこの先生、ずいぶん熱心に、というかヒマにまかせて約3ヶ月、おもしろ日記をピックアップするにとどまらず、その前後に新たな文章を書き加えまして、「単なる日記の書き写し本」ではなく、「日記を軸にしたひとつの物語のようなもの」を作り上げたのでございます。
「たかが日記の整理にどんだけ時間をかけてやがんだこのでくのぼう!」と多少の叱責を加えましたわたくしも、これを読んでいたく感心。「ほほぉ~これはおもしろい」と、当初の日記そのまま書籍化計画をあっさり方針転換、「これは一種の水曜どうでしょう物語ではないか」「日記をその時代の証言ととらえた一種のドキュメント、ノンフィクションと言っていい」「いいではないかいいではないか、どれどれクソじじい、その原稿をオレ様に寄こしやがれ!」と、う先生の書き上げた原稿を有無を言わさず取り上げて加筆、削除などの作業を繰り返し、「ほらこれでどうだ!」と自信満々先生に付き返しましたところ向こうもそれでは収まりがつかん!とばかり、更なる加筆、削除を繰り返し、それがようやく先週あたりにひと段落して、「YOSAKOIが終わったらどれどれ読んでみよう」と、そういう状況であります。
結局のところ、「日記をそのまま本にする」という当初の目論見からはずれ、またずいぶん手間のかかった作業を繰り返しております。

発売日等はまだ未定。

しかしこの本、マジメに「ちょっとおもしろい」と思うのであります。

では皆の衆、また来週!

解散!

●DVD第7弾「ヨーロッパ21カ国完全制覇」2次予約スタート!
ロッピー端末商品番号:044661(語呂募集!)
受け渡しは、7月3日。
6月21日(水)ネット通販「HTBオンラインショップ」と道内各HTBグッズ販売店で発売開始!

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●新潟NT21さん→5月25日から7月13日まで。
その後は「どうでしょうクラシック」が新たにスタート!
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まずは「ジャングルリベンジ全7話」それに続いて「2005年新作」の放送が決定!
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(19:05 藤村)

2006年6月5日月曜日

まぁ奥さん、「う」ですから。

さて、面白い人というのは、なにをしても面白いですね。
となりの人のことなんですがね。
足が痛いそうですよ。
今朝、出社早々、席へつくなり、わたくしに力無くおっしゃいましたよ。
「いやぁ、足が痛い。腫れてるんだ」と。
沈痛な面持ちでしたね。

原因はどうやら走り過ぎのようですよ。
10キロ走ってたんですよ隣の人。毎朝。
犬も「ねを上げる」くらい。
日記に書いてましたでしょ。幾日か前にね。

それ読んで、立派だなぁ、と、わたくし思っておりましたよ。
あの頃は、元気いっぱいだったんですけどね。

本日、すでに力無し。

わかりやすい。

親しみがわくもんなぁ。

そらぁ犬も「ねを上げる」わけですよ。
だって足が腫れちゃっうまで走ってんですから。
痛いんですから。
そらもう、ある程度、ケガですから。間違いなく。

いやぁ、なんでそんなことができるかなぁ。
徐々にやればいいのになぁ。慣らしながら。少しずつ。

でも、いきなりが好きなんだよね、やっぱり。
ドーンというハッキリしたビジュアルがまず欲しい。
テレビディレクターの性(さが)かしら。

まさに偉人です。

本日、わたくし、あきれるほど隣の人に畏敬の念を抱きました。
多分、あの人より面白い人、そんなにいないですよ。

こらぁ、YOSAKOI 特番も目が離せませんよ。
なにをやらせるか分かりませんから、出演者に。

ある程度、ケガするくらいの要求、平気でしていきますよ。
昔、前枠で、大泉さん、カブに轢かれましたからね、ミスターの運転するカブに。

「公園に立てかけた障子を蹴飛ばして裏にいたカブ出てくる」という段取りでしたがね。

カブに乗ってたミスターもビックリです。
だって、目の前は障子でなんにも見えないんですよ最初。
ところが、心配するミスターをよそに「本番」の合図で勢い良く加速つけて障子を蹴飛ばせと、あの人は言うわけですよミスターに。

「大丈夫だろかそんなことして」と、脇で見てた私なんかは案じるわけですよ。
でも、あの人は「何を心配する必要がある」と言わんばかりの気楽さですよ。

で、本番。

打ち合わせどおりミスターがカブのスロットルをいっぱいにふかしてギアを入れましたよ。
したら障子は蹴飛ばされ、もういきなりミスターの目の前にカメラが立ってた。事故寸前。
そら、ミスターも驚愕しますし、ミスターが撥ね飛ばした障子が凄い勢いで凶器のようにカメラの方に飛んでくるわ、大泉さんは、ある程度轢かれるわ、で、もう枠撮りは大騒ぎでしたね。

やっぱりね、作品というものには、その人に染み付いた人柄という絶対的なものが色濃く反映するものなんですよ。

だからね、そこはもう誰にも真似することはできないのよ。
余人の追随を許さないというところは、そこなのよ。

だからみなさんもね、自分の人柄というものに、素直になられるほうが得だろうと思いますよ。
その人の持つ人柄の色は、それぞれに違うわけだからね。
「大丈夫だろうか」なんて思うやつが、あんなこと無理してしちゃだめ。面白くならない。

あの先生だってさ、無理してそういう状況に自分を持って行って、あぁいう面白いものにしてるわけじゃないからね、個人的に何の迷いもなく普通にやってたら、自然と面白い状況にまで踏み込んじゃってたというわけだからさ。

その気楽さが、素直に事故寸前を呼ぶわけよ。
だから嫌味がない爆笑の事故寸前になるんだと思うのよ。
ちょっと誤解され易い危険な表現してるけど。

人間は、自分の持つ人柄の色に素直に行動するのが豊かな人生を切り開くカギになるのよ。

あの人をそばで見てると、そういう人生訓まで導き出さずにはおられまへん。

いやぁ、今日は、ためになる話、したなぁ。

ということでね、奥さん。今週末の土日の「YOSAKOI」はHTBで見てね。

また明日も元気で来るのよー!



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(15:17 嬉野)

2006年6月6日火曜日。藤村でございます。

さきほど掲示板の方、更新しておきました。

「大丈夫ですか?」という書き込み、多数目にいたしましたよ。

3週間ほど前のことですか、犬を引き連れてのランニング中にぐぅオロゴロゴローッとえらい勢いで転倒いたしましてね、左足の膝ですけども、しこたま痛打いたしまして、ある程度の打撲と裂傷を負ったんですね。

それでもまぁ新緑の候、気持ちの良い時節ですから、多少の痛みを自覚しつつも「おぉー気分いいなぁ!」と相変わらず走り込みを続けておったわけです。

そうこうするうち、今度は右足首、くるぶしのあたりが痛くなってきたんですね。「おやおや?」と。「ずいぶんな痛みじゃないか」と、自覚しつつも新緑の候、気持ちの良い時節ですから、依然わたくしは10キロの走り込みを続行しておったわけです。

ところが先週、遂にわたくしあまりの痛さにランニングを中断、3キロ地点で無念のリタイアをいたしまして、おっさん犬と供にトボトボと家路につきました。

玄関先で靴を脱いで右足首をしげしげと観察いたしますと、「おぉーなんだ?ずいぶん足首が太くなってるじゃないか」と。太くなったんじゃないんですね、腫れてるんですね。くるぶしのあたり、というか、そのくるぶしの出っ張りもわからなくなるほどパンパンになっている。

「これは…さすがにどうだろう」

いくら新緑の候とはいえ、いくぶん休養も必要だろうと、思いましてわたくし、翌日からランニングを休止、ウォーキングに変更をしたんですね。ウォーキングを10キロ。しかし、足首の腫れはひくどころか増すばかり。

「そうかそうか、歩いてもダメなのか」と。

そして先週末、遂にウォーキングも断念。おっさん犬を近所の公園で数分間引きずり回して用を足したらすぐに帰宅。

「おいおいそれで終わりか」
「きのうまでの10キロもキツイが、これもキツイ」

と不満げなおっさん犬に、

「ばか野郎!こっちゃぁケガしてんだ。絶対安静なんだ」

と言いくるめ、庭の草むしりなんぞを静かにしておったわけでございます。

そこへ一番下の坊主がやって来てこう言います。

「コレを地面にまきたい」と。

手には小さな花のタネが握られておりました。聞けば「去年学校で育てた朝顔のタネだ」と。「そうかそうか」と。「じゃぁ、どっかにおまえの花壇を作ってやろう」と。

庭の一角に雑草が生い茂る、まだ手付かずの地面があります。

「あそこにしよう」と。「スコップを持って来い」と。「一緒に花壇を作ろう」と。

息子と一緒に休日の花壇作りが始まります。

ところがこの地面、石がゴロゴロしてやたらとカタい。

「おい、このちっちゃいスコップじゃダメだ。大きいやつ持って来い!」

いつしか子供とのほほ笑ましい花壇作りが、ねじり鉢巻の土木作業へと一変いたします。

スコップを地面に突き刺し、ぐっと右足に力を入れてカタイ地面を掘り返す。ザスっと突き刺して、ぐぐっと右足を踏み込む。

「もうタネまいていい?」
「バカ野郎!んなもんはまだ後だ!とにかく石を運べ!」

やがて子供は石を持ったまま現場から逃走し、おっさんひとり、夕暮れまで汗だくの土木作業が続きます。

しかし、週末だけでは花壇の完成には至らず、昨日も朝から地面を掘り返し、結果足をひきづりながら満身創痍の週明け出社。

デスクにつくなり、「足が痛い…」とつぶやきましたところ、となりの方が「どうされました?」と。

「いや、足首がものすごく腫れた」と。

それを聞いて隣人はうれしそうな顔で、

「わかりやすい」

と言って日記をしたためたわけでございます。

隣人は、「調子に乗った走り込みのせいで足首を痛めた」と思ったようでありますが、実のところ、

「調子に乗った走り込みのせいで足首を痛めたので、静養のために草むしりをしていたが、思いがけず花壇作りに熱中し、さらに足首の痛みを悪化させた」

というのが、その真実なのであります。

新緑の候、ランニングもいいが、庭作りもまた楽し。

札幌の天候、本日も晴れ。

わたくしの足首も大いに腫れておりますということで、本日の日記これまで。


●DVD第7弾「ヨーロッパ21カ国完全制覇」2次予約スタート!
ロッピー端末商品番号:044661(オヨヨ室井)
受け渡しは、7月3日。
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(17:31 藤村)

2006年6月7日水曜日

「う」であります。

奥さん。DVD7弾「ヨーロッパ21ヵ国完全制覇」が、第2次の予約期間中ではございますが上限に達しまして売り切れとなってしまいましたよ。で、今後ですが、北海道内のHTBグッズ取扱店さんでは、まだ予約を受け付けておられますので、これからのかたはそちらへ御連絡のほど、よろしくお願いいたします。いずれローソンさんで再予約できるようになりますので、首を長くしてお待ちくださいませ。
御迷惑をお掛けしますが、なにぶんよろしく御了承くださいませ。

さて、本日はYOSAKOIのお話をしようかと思っております、
しばし、お付き合いのほどを願いたいと思いますよ。

えぇ毎年のことでございますが、わたくし「YOSAKOIソーラン祭」の中継の時は、大泉先生、安田先生のおられます桟敷におりまして両先生のお相手をしております。

とにかく中継などという時間に追われますような現場では、わたくしに活躍の場はございませんので、現場のことは若手敏腕ディレクターが取り仕切ってくれるものと思っております。

さて、この「YOSAKOIソーラン祭」の踊りなのですがね、勇壮なのでございます。
踊り手はすべて素人さんばかりなのでございますが、練習に練習を重ねましたチームのみなさんの踊りには鬼気迫る力がございます。

百人近い踊り手が一糸乱れず躍動するのであります。
それはそれは圧巻なのでありますよ。
心を打たれるんであります。

ぼくはね、奥さん。
毎年桟敷で見てましてね、泣きそうになる時があるのですよ。

ここんとこがねぇ、年寄りだと思うの。

若者がね、そら男の子も女の子も弾けるように踊るの。
喜びに溢れて踊るの。

そういうものを見ていて込み上げてくるのは、我々年寄りの特権です。我々年寄りは、そこに人生を見るのです。
その時、彼の若者の身に降る人生を見るのですよ。

彼らが日頃どのような仕事をし、どのように生活に追われているのかは知らないけれどさ、それでも彼らは時間を見つけては踊りの練習をしてきたはずなのよね。

ある時は独りで、ある時は仲間と、そして最終的には全員揃って。
仲間に迷惑をかけられないと一生懸命稽古してきたと思うのよ。

豊平川沿いの河川敷で連日大太鼓を敲いていた若者たちを見たこともあります。そうして彼らはこの一年をね、ただ、このYOSAKOIの踊りのために費やしてきたはずなのよ。

日々の生活だけでも、辛いこと悩ましいことあるものよ、それがぼくらの人生よ。
でもね、それでも彼ら彼女らはさ、時間を見つけては、自ら踊りの稽古に追われ、時には、叱られて悔しくて泣いたこともあっただろうかとも思ったりもする。

で、そんなことを思いながら彼らの踊りを見てるんじゃなくてね、彼らが踊る踊りの中で彼らが輝く時があるの、その時、瞬間的にいろんなものを一遍に見るのよ。
きっと這いずり回るようにしながら、みんな踊りを自分のものにしてきたんだろうなと思うのよね、それが今、瞬間的に昇華されてしまうんだ!みたいなね、ものを見ちゃうのよ。

で、年寄りは瞬間的にもらい泣きをしそうになるのよ。
もちろん泣いたことはないけどね。

今年、HTBはファイナルまで中継します。

それをね、日曜日の夜、道外のみなさんにもBS朝日で生で見ていただくわけです。

その夜ね、今年のYOSAKOI一番のチームが決まるの。

踊り手は、みんなね、この夜のためにこの一年、歯を食いしばって来たんだと思うのよ。
でね、彼らがこの一年、どんな思いで頑張り続けてきたか、その日々がどんなものだったか、大賞チームが発表された瞬間に見えるはずなんだと、うちの藤村先生は、言っておられましたよ。

そして、それこそを、みなさんに見せるんだと、力強く言っておられましたよ。

今年は感動するかもしれませんよみなさん!

どうぞ、ご期待くださいね。

本日の札幌、曇りでございますよ。

それでは、また明日お会いしましょう皆の衆。

「う」でございました。



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(17:56 嬉野)

はいどうも6月8日木曜日。藤村でございます。

いよいよYOSAKOIソーラン祭りの特番が週末に迫ってまいりまして、わたくしも大忙し・・・と、言いたいところでありますが、えー意外とそーでもない。

と、申しますのも、わたくしが担当します日曜日のゴールデン番組、これは今年の大賞チームを決める「ファイナルコンテスト」の生中継であります。

ファイナルコンテストとは、全参加チーム350チームを10のブロックに分けまして、そこで1位となったチーム、10チームが参加する、いわば決勝戦であります。各ブロックの審査は、土曜日と日曜日の午前中に行われます。土曜日の5時間半の生放送は、まさにその審査会場から中継しているわけでございますな。で、そのブロック審査、これの最終結果が出るのが日曜日の午後であります。日曜日の午後。そこで初めてファイナル進出の10チームがわかるわけです。

放送が始まるのは夕方6時56分。つまり、最終結果の発表からほんの数時間の間に、出場チームのVTR、スーパー、そういうすべての放送素材をそろえるわけであります。司会のおのゆうなんかは、この間に10チームの取材なり、情報集めをしなきゃいけない。すべては本番までの短期決戦!なわけであります。

と、いうことで、「今年の大賞は○○チーム!」「○○チームおめでとう!」なんて、「○○」ばかりが書かれた穴あきの台本を書き上げてからは、なんといいますか、あんまりやることがない。いや、プロデューサーの福屋キャップ、中継技術陣なんかは準備に大忙しですよ。しかし、演出担当のわたくしはもう、座して待つのみ。本番までの数時間にすべてを賭けまして、今日もこうして掲示板を更新し、のんきに皆様のご機嫌を伺っておるわけでございます。

しかしながら、放送の数時間前に出場10チームが決定し、放送の中で彼らが踊り、そして放送の中で大賞チームが決まる。決まった瞬間、大賞に選ばれた踊り子たちは、いったいどんな表情を見せるんだろうか、飛び上がって喜ぶだろうか、それとも涙ぐんでしまうのだろうか、1年間ずっと練習を続けてきた、その最後に訪れる歓喜の一瞬。それをお見せできる。これぞ生放送ではないか!そう思うのであります。

と、いうことでわたくし、本番までやることはもう特になし!あとは大泉、安田、モリ、よろしくお願いします!

さて気になるのは足の痛み。しかし着実に回復基調にあり。柳沢、加地両選手とともに、12日のオーストラリア戦までには間に合わせたい!そう思っております。

以上、本日の日記でございました。解散!

(18:57 藤村)

2006年6月9日金曜日

みなさん。
明日のお昼からは、HTBで、YOSAKOIソーラン祭を観ましょうね。

そしてあさって日曜は、夜6時58分から大賞チームが決まります、ファイナルの生中継もございます。
北海道の方は地上派で、北海道以外の方はBS朝日で、それぞれ御覧いただけますので、どーぞ、テレビの前にお集まりくださいませね。

と、いうふうにですね、あからさまなほどに直接的な呼びかけをして、本日の日記は終わりでございます。

さて、パソコンユーザーのみなさま。
HTBのホームページに「HTBアナウンサーズ」というのがございます。
その中へ入りますとね、YOSAKOI中継に向けての力強い意気込みを述べている、チームナックスの面々の動画がお楽しみいただけます。観ましょうね。

ではみなさん。
明日あさってと、YOSAKOIでお会いしましょう。

ということでね、あれですよ。
明日もあさってもお仕事でしょ、ぼくら。
で、明日とあさっては土曜と日曜でしょ。
ということはね、月曜と火曜、ぼくらは、お休みと言うことが、ある程度、考えられるね。

さぁ、ということでね。

HTBの!
明日あさってのYOSAKOI特番お楽しみに!

以上!



(17:52 嬉野)

6月10日土曜日。藤村でございます。
YOSAKOI特番の朝を迎えております。
札幌地方は現在、雨。
しかし、放送開始の12時までに晴れる予定!ご心配なく!

さて!道内の皆様のみならず、道外からもこのYOSAKOIを見るために札幌に乗り込んでいる方が多数いらっしゃるとのこと。

そんな方々にYOSAKOI見物情報であります。
HTBの中継会場は大通西6丁目の審査会場と、地下鉄宮の沢駅近くの白い恋人パーク会場(チョコレートファクトリー)の二つ。

このうち、大通会場は例年、込み合っております。祭りだから込み合ってる方が盛り上がっていい!という方はこちらがオススメ。ただし、踊りや中継放送席は、なかなかちゃんと見られませんのでそこらへんご注意を。

一方、白い恋人パークは、スタジアムになっており全席無料。ゆっくり座っての見物が可能。平岸天神はじめ新琴似天舞龍神など強豪チームもこちらの会場に登場。意外と穴場であります。中継レポーターは森崎博之と音尾琢真。幸い顔がデカく、目が離れておりますので、両者とも観客席からハッキリと顔が見えます。さらに晴れ男森崎博之が言うに「天候は宮の沢方面から徐々に回復!」とのことでありますので、雨がキライな人もどうぞこちらの会場へ。

いずれにしても見物の皆様は、雨と、そして「寒さ」対策は怠りなく!

では、本番まであと1時間。

大泉洋とナックス連中、久々の生放送をどうぞお楽しみください。

では!

【昨日の日記】

2006年6月9日金曜日

みなさん。
明日のお昼からは、HTBで、YOSAKOIソーラン祭を観ましょうね。

そしてあさって日曜は、夜6時58分から大賞チームが決まります、ファイナルの生中継もございます。
北海道の方は地上派で、北海道以外の方はBS朝日で、それぞれ御覧いただけますので、どーぞ、テレビの前にお集まりくださいませね。

と、いうふうにですね、あからさまなほどに直接的な呼びかけをして、本日の日記は終わりでございます。

さて、パソコンユーザーのみなさま。
HTBのホームページに「HTBアナウンサーズ」というのがございます。
その中へ入りますとね、YOSAKOI中継に向けての力強い意気込みを述べている、チームナックスの面々の動画がお楽しみいただけます。観ましょうね。

ではみなさん。
明日あさってと、YOSAKOIでお会いしましょう。

ということでね、あれですよ。
明日もあさってもお仕事でしょ、ぼくら。
で、明日とあさっては土曜と日曜でしょ。
ということはね、月曜と火曜、ぼくらは、お休みと言うことが、ある程度、考えられるね。

さぁ、ということでね。

HTBの!
明日あさってのYOSAKOI特番お楽しみに!

以上!



(11:02 藤村)

6月12日月曜日となりました。藤村でございます。

「どうでしょう」とは別のお仕事、「YOSAKOI祭り特番」の放送が昨夜、終わりました。

今年は初めてゴールデンタイムに祭りのクライマックス、350チームの頂点を決めるファイナルコンテストを、BS朝日を通じて全国に放送いたしました。

放送を前にわたくし、スタッフに今回の番組のねらいを説明いたしました。

この番組は基本的に「ステージ上で行われるファイナルコンテストの模様を中継するだけのもの」であると。実際、昨年までの番組は「ただ中継するだけのもの」であったと。
しかし、中継するからには「視聴者に見せたいもの」があるはずだと。
それはなんだと。
あの素晴らしい踊り?
違うと。
私が一番見せたいのは、大賞が決まった瞬間の「舞台裏の踊り子たちの歓喜の一瞬」であると。その「ワンカット」を見せるために、我々は2時間の中継をやるんだと。

そのために我々は彼らの踊りを撮る。
彼らの踊りは素晴らしい。
なぜ素晴らしいのか?

彼ら彼女たちはプロでもなんでもない。フツーの人だ。フツーの人が地域ごとに集まってチームを作る。10歳もいれば50歳もいる。それが一糸乱れぬ踊りを見せる。
それが素晴らしいのだ。

ならばその踊りをどうやって撮る?
アップ?
違う。
全体が見える引きの画だ。
彼らは、一人一人の踊りがスゴイのではなく、その群舞が素晴らしいのだ。だったら引きの画で彼らの踊り全体を見せた方がその素晴らしさは伝わるはずだ。

映像の目標を明確に!
スタッフ全員!
感動の一瞬に向けて、それまでをいかに盛り上げていくか!
そこを各人が肝に命じて中継に臨んでほしい!
昨年までの番組とは全く違うんだ!

・・・と、わたくし力説したわけでございます。

スキのない論理と明確な目標設定。聞いていた嬉野先生も、「藤村くん、素晴らしいね」と賛辞を惜しまず、わたくしも意気揚々、あとは本番を待つばかり、スタッフ諸君たのんだぞ!おれはもう特にやることなし!と、なっておったわけでございます。

そして昨日、本番当日。

大泉、安田、森崎の出演陣を前に、わたくし再びこの「番組のねらい」を力説いたしました。

「…わかったな!キミら出演陣それぞれが、感動の一瞬に向けて番組を盛り上げてほしい!昨年までの番組とはまったく違うんだ!いいか!まかせたぞ!」

威風堂々、戦国武将なみの言いっぷりで一気にまくしたてたわけでございます。

すると、最前線に送り出される大泉洋が言いましたね。

「じゃ、盛り上げるためのVTRとか、あるのかな?」と。

「ん?」

「いや、例えばそういうね、普段は普通の生活をしている人たちがね、苦労して練習してるみたいな、そういうVTRがあるのかな?」

「ん?」

「いや、そういう前フリのVTRがあってね、はじめてキミ、『あぁみんな大変だったね』『これから踊るんだね』って盛り上がるわけでしょう。そういうVTR、ないの?」

「ない」

「じゃキミ、結局去年までの、ステージを撮るだけの番組と一緒でしょ」

「あぁ?全然違うよ」

「なにが?」

「なにがって・・・気合いが」

「キミねぇ…結局キミは僕らのコメントで盛り上げろって言ってるだけでしょう」

「あぁ?」

「盛り上げろったってそれは限界があるよ。なんらかのVTRなりね…」

「うるさい!とにかくいいか!おまえら感動しろ!リーダーは最初のレポートから感動しろ!レポートは2分だ!顔面の小ネタをやったら残り1分半だ!1分半で感動まで持ってけ!」

「いっ…1分半で!」

「うるさい!やれ!よし!もう打ち合わせ終わり!じゃがんばって!」

・・・と、いうことで出演陣はなんらの後方援護もなく最前線、ゴールデンの生放送へと挑んでいったわけでございます。

しかし本番が始まってみれば、ファイナルの踊り子たちのステージに、作り込んだVTRなど必要はなく、それだけで見る者すべてを感動させ、最終的には大泉洋も自然と目頭が熱くなってしまったのでございます。

生放送というもの、実は私はあまり好きではありません。

「生に失敗はつきもの」「それが生の醍醐味」と言いつつ、どうしても私には「やりっぱなし」という印象がぬぐえないのであります。だから本当はやりたくない。「お客さんに見せるなら手の込んだカンペキなものを」と。

しかし、昨夜の生放送は初めて満足いたしました。リーダーは冒頭飛ばしすぎたものの、大泉洋のコメントも、安田さんのコメントも、実に的確でありました。おかげで最後の「ワンカット」に向かって番組は自然と盛り上がっていきました。最終的には、関わったスタッフ全員が感動しながらエンディングを迎え、ねらい通りの番組が出来上がったのでございます。

それにしても、大泉洋という人間。やはりあなどれません。

ヤツだけは、私が言い放った「番組のねらい」の、大きな穴の部分をズバリと突いてきました。

「藤村くん、なんだかんだ言ってキミはめんどくさいからVTRを作りたくなかったんだろう。論理的と言いつつ、結局は気合いで乗り切れみたいなことじゃないか」と。

その通り。さすがであります。

番組は、プロデューサー福屋キャップの目標「視聴率30%」には少し届かなかったものの、YOSAKOI関連番組としては全局あわせて史上最高を記録しました。


よかったよかった。

(18:51 藤村)

2006年6月13日火曜日

昨日は、お休みしましてね。
家で録画したYOSAKOIファイナル見ましたよ。

良かったですね。番組も最後まで面白かった。

人間、あれだけ踊れると良いね。
幸せそうだ。
きっと、生きてるぞっ!て実感できてる瞬間なんだろうなと思いながら見てました。

生きてるぞってね、心底、思える瞬間が、誰の人生にもあれば好いなと、思いますよね。
そんな喜びを感じるために、きっとぼくらは生まれてきたはずだものね。
そんな瞬間の泣き顔や笑い顔がね、そんなことを見ているぼくらに教えてくれる。

人生は、やっぱり長いよ。

どうすれば、自分の中に溜め込んだものを外に向かって放出できるか。
若かろうと年をとっていようと、その手段を探すことって、きっと大事なことだろうと思うよね。
それを経験するだけで、世の中の景色は、まるで違って見えるのかもしれないものね。

そんなことをね、昨日はね、せんべい齧りながら思いましたよ。
ぬれせんべい、妙に美味いね。

じゃ、奥さんまた明日ね。

「う」でした。


えー・・・ちょっとすいませんね。

きのうの夜、せんべい食いながらそんなこと考えてたのは、日本中で嬉野先生だけですよ。

あー、生きるってつらい。

じゃ、旦那さん次は18日ね。

「ふ」でした。



(17:26 嬉野)

本日も札幌はいい天気でございました。

2006年6月14日水曜日。藤村でございます。

いよいよ!DVD第7弾「ヨーロッパ完全制覇」の発売&受け渡しまで1週間と、なりました。

予約が始まったのは2月15日。雪がわんさか降っている真冬のことでございました。

受験生であればまさに入学試験の真っ最中。この先オレはどうなるの?と暗中模索の時期。それが今や晴れて入学を果たし、5月病も乗り越えて、新しい仲間たちとの楽しい夏の計画がそろそろ頭をよぎる初夏6月。今ようやくDVD第7弾がキミの手に届きます。

皆様のお手元にある予約引き換え票、「常に財布に入れて持ち歩く」という方も数多いと聞いております。無事でありましょうか。

長らくお待たせして申し訳ございませんでした。

皆様よりも一足早く、我々の手元に昨日サンプル版が届きました。

DVDのジャケット、目を凝らして見ますれば、誰かがこちらを見ています。

ご予約をされた方には、「名場面ポストカード10枚セット」が付いてきます。これは、本編を見終わったあとに開けて見るのがよろしいかと。

「そうかそうか、こんなところをポストカードにしたか」と、失笑を隠せないカードもきっとございましょう。

さぁ、あと1週間であります。

1週間後、日本は1次リーグ敗退が決まっているのでありましょうか。それとも翌日のブラジル戦に望みをつないでいるのでありましょうか。いずれにしても18日のクロアチア戦。これに負けたらもう、もうおれはワールドカップなんか見ない!見ないぞ!ちくしょう!あんな負け方しやがって!明け方まで寝れなかったじゃないか!久々だ!あんなに気持ちが沈んだのは!おれが出場してるわけでもないのにだ!

というわけで皆様、DVD第7弾、お受け取りまであと1週間。

個人的なオススメは、特典映像の「NG集」。こちらの方でね、思う存分笑っていただきたい、沈んだ気持ちを吹き飛ばしていただきたい、そう思っておりますよ。

今日は本当に良い天気でございましてね、おかげでサッカーのことも忘れて朝から気持ちよく庭仕事。一汗かいて「さぁ出勤!」と、思わず手に取ったTシャツが鮮やかなブルー。わたしの気持ちは再びブルーというわけでございまして、本日の日記これまで。

また明日。

(19:34 藤村)

2006年6月15日

こんにちは、パブロ・ピカソです。

さて、5月の末に東京からカミさんの両親が北海道に出てきてくれましてね、
虎杖浜温泉の民宿で太平洋を眺めながら露天風呂に入り、ささやかに宴を催しましたが、その折にね、ポロト湖のそばのアイヌ民族資料館まで足を伸ばしましたよ。

天気も良くてね、湖もきれいで、でもまだちょと寒かったかな。

日曜ということもあってね、お客さんもたくさん来てましたね。
アイヌの人たちの踊りを見ましたよ。
一緒に記念撮影もしましてね。
アイヌの人、舞台でのしゃべりが上手くてね、楽しかった。

で、帰り際に資料館に入って、いろんな展示品を見ました。
着物の柄も、器のデザインも、みんな上品なんですよね。
きれいだなぁって見てたら、陳列棚の途中にガラス張りのジオラマがありましたよ。
人形芝居の舞台セットみたいな模型ですよね。

薄暗い茂みの奥に、ひっそりとアイヌの人の民家があって、
その中にアイヌのお父さんとお母さん、お祖父さんとお祖母さん、
そして子どもたちがいるんです。もちろん人形ですよ。

あたりは夜の風情に作ってありましたね。
虫が鳴いているから夏の夜なんでしょうね。
家の中では子どもたちが囲炉裏の火を囲んで、年寄りが話す、
なにやらお話を興味深げに聞いているようでしたよ。

家の外の茂みには、いくつかの小動物も佇んでいました。
平和でのどかな夏の夜の風情でしたよ。

その時、ふっとひとつの言葉が浮かんだんですよ。

「日本人資料館」。

「昔、日本人という民族がいました」って。

「幸せに暮らしていました」って。

そしたら急に寂しくなってね、その時、初めて実感できたんです。
あぁ、アイヌ民族資料館って、そういうことだったんだよなって。

表に出たら、相変わらず明るい日差しだったけど風が強かった。
檻の中には熊がいましてね、その檻の前の柵の中にはアイヌ犬がいました。
まだ若い犬でしたが、手を伸ばすと、ぼくの手にじゃれついてくれましたよ。
その時、久しぶりに犬にさわって気持ちが和みましたね。

「日本民族資料館」

それはやっぱり寂しいね。

さて、DVD第7弾「ヨーロッパ完全制覇」の受け取りも来週ですね。お楽しみにね。




(12:40 嬉野)

2006年6月16日金曜日

ただ今、鋭意執筆中でございます。

今しばらくお待ちください。

(17:10 嬉野)

6月16日金曜日。今週も終わりでございます。藤村にございます。

6月1日から北海道でもデジタル放送が始まりまして、先週のYOSAKOIソーラン祭りが実質的なデジタルハイビジョン中継の最初となりました。

いわゆる「地デジ対応テレビ」、横長薄型の高級なやつですな、あれを持っているご家庭では、明らかに今までとは比べもんにならんクリアな映像をご覧いただけたはず。私も会社の横長テレビで見ましたが、それはちょっと、軽くショックをおぼえるほどの美しい画面でございました。

しかし、まだまだ「地デジ対応テレビ」など高級品。「いよいよ地デジスタート!」などと声高に叫ぶテレビ局の社員ですら持っている人はほんのひと握り。我が制作部にいたっては「誰も持ってねぇ」という世間一般よりもひどい普及率。

「なんかボタン押したら情報が出てくるらしいが、んなもんメンドくさくてやらねぇよ」
「いくら映像がキレイったってねぇ、バラエティー見るのに高画質はいらねーなぁ」
「まだウチのテレビ壊れてないし」
「だいたい高すぎるんだよ!テレビに30万も出せるか!」

デジタル放送に対する意見というのは、皆様のところもだいたいこんな感じでしょう。

「映像がキレイ以外の、デジタル放送の利点がよくわからん」

根本的に、

「デジタルとアナログの違いがよくわからん。何が違うのよ」

まったくですね。テレビ局に勤めている私ですらその違いがよくわかりません。

結果、「今のままでいいや」と。

ところが、です。

先日のYOSAKOI中継でわたくし、デジタルとアナログの違いを初めて実感いたしました。「映像がキレイ」とか、そういうことじゃございません。「もっとわかりやすい、見た目の違い」。

説明しましょう。

デジタルテレビは「横長」でございます。ヨコ:タテの比率が「16:9」の長方形。一方、奥さんとこのアナログテレビは「4:3」。正方形に近い形でございます。

我々は先日の中継で初めて「デジタルハイビジョン中継車」を使用しました。カメラマンが映し出す映像はすべて「横長」であります。デジタルテレビであれば、カメラマンが映した通りの横長の映像が映ります。しかし、奥さんとこのテレビは正方形。カメラマンが映した通りの映像は映りません。ではどんな映像が映るのか?

「両サイドを切り落とした映像」が映ります。

つまり、「真ん中あたりだけ」が映る。
そうすると例えば、画面の右端に大泉さんがいたとしたら、奥さんとこのテレビには映らない。しかしそうならないように、ちょっと映像が端っこにずれようもんなら、

「おい!アナログテレビじゃそこ映ってないぞ!」

中継車からカメラマンにすぐさま指示が飛びます。
カメラマンは大変。横長のファインダーをのぞきつつ、中央付近の正方形の映像も意識しなければならない。いやむしろ現在の普及率を考えれば、アナログの正方形の映像を中心に考えなければならない。「おい!そこ映ってないぞ!」全員の意識も中央に集中します。おかげでアナログテレビでも違和感のない映像を見ることができる。

ところが、今後デジタルテレビの普及率が上がっていけば、我々の意識も徐々に「横長」にシフトしていく。すると、中央だけでなく全体で画作りを考えるようになる。端っこに映ってるか映ってないか、そこには無頓着になる可能性もある。

でも、「映像の両サイドをカットする」というのは、昔から映画をテレビで流す場合にやっていることなので、まぁそれほど見た目上の問題になることはないでしょう。

しかし、同じ「横長」でも「映画」と「デジタルテレビ」では、決定的に違うところがあります。

映画とテレビで映像上、決定的に違うところ。

わかりますか?奥さん。

テロップや文字スーパーですよ。

テレビは、文字スーパーやテロップを映像に多用する。むしろそれがあって初めて、テレビの映像が成り立つと言ってもいい。

となると、こればかりは映像のように「カット」できないわけです。映像として成り立たなくなってしまう。そうなると、「横長」映像であったとしても両サイドには文字スーパーが出せないということになる。すべて中央付近に出さなければならない。

奥さんちのアナログテレビで見てたら別に違和感はないんですよ。今までと同じ。でも、横長のデジタルテレビで見たら、妙にスーパーが真ん中に集まっちゃって違和感ありまくり。

「アナログとデジタルのわかりやすい違い」というのは、スーパー・テロップ類の見え方だと思うのです。

そしてたぶん、アナログからデジタルへ移行するとき、我々作り手が一番苦労するのは、このスーパー・テロップ類の出し方だと思うのであります。

わかりやすく言おうか。

我々どうでしょう班が使うデジカメも、そのうち「横長」になるでしょう。出演者は2人だ。そうすると文字スーパーをどこに出す?真ん中?いや、たぶん、おさまりがいいのは両サイドだろう。そうなると・・・奥さん、お宅のテレビじゃ珠玉のセリフスーパーが見えないよ。どうする?困るよね。でも、いつか必ずその日が来る。

「アナログとデジタルの違い」
「アナログからデジタルに移行した」
「デジタルテレビ買わないと!」

そう実感するのは、文字スーパーが見づらくなる瞬間じゃないだろうか。

2011年にテレビはすべてデジタル化されます。しかしそれまでの5年間、いったいどの時点で視聴者と作り手の意識が「横長」へと変化していくのか。その一番わかりやすい指針が、「文字スーパーの処理方法だ」と、わたくしはにらんでいるのであります。

ちなみに我々どうでしょう班、まだまだ「横長」の導入は考えておりません。今のところ「全番組の中で一番遅く導入」ぐらいの漫然とした構えで状況を見守っております。

ということで、皆の衆、本日はテレビマンらしいお話をしましたよ。

達者でな。また来週。

(18:12 藤村)

2006年6月19日月曜!

ちょっと奥さん!嬉野です!

さっきニュース見てたら、なんでしょう、
「ロボQ」ってのが出てましたが驚きましたよ!

なんですかあれは!

ロボットじゃないですか!

つまり奥さんね。
人間みたいな体をした銀色のボディーのやつがね、
ユンボ(ショベルカー?)の操縦席に座って両手で操縦レバーを掴んでユンボを前進させたりショベルで地面を掘ったりしてるんですよ!奥さん!

ようするにね、今後危険な現場とかで作業をしなければならない時にあの「ロボQ]が出動するんだそうですが、いや凄い!

ついにロボット登場なんだね!

なんかね、ユンボ自体にコンピュータ組み込まれて動くんじゃなくて、人の形をした「ロボQ」ってやつが、わざわざユンボに乗り込んで動かすってところがいいね。うん。凄く良い。

いまにきっと来ると思うよ、
「やっぱ、人間より、ロボQの方が感じが好いよね」って、
言ちゃう時代がね。

おらぁもう、それでもいいや。

ということで、また明日!

奥さん、またおいでねー!



(18:27 嬉野)

2006年6月20日火曜日!午後5時を回りました。藤村でございます。

さぁさぁ皆の衆!皆の衆!

いよいよ今夜!午前0時を過ぎ!日付が6月23日に変わるや否や!全国のローソンさんにて水曜どうでしょうDVD第7弾「ヨーロッパ21カ国完全制覇」のお受け取りが解禁となりますぞ!

2月15日の予約開始から4ヶ月以上!

成長の早い小学生ならなんぼか背も伸びようかというこの長期に渡り、じっと予約引換票を握りしめ、この日を待ち望んでおられた実直なる藩士諸君!

いよいよ今夜!

キミの手にあるその1枚の小さな紙が!

4時間48分もの映像が収められた2枚組DVDに変わるのでありますぞ!

お待たせしましたお待たせしました!

DISC1には、DVDのために撮り下ろした「前枠」に始まって、「ヨーロッパ完全制覇・第一夜から第四夜まで」の計2時間9分、続くDISC2には、「第五夜から最終夜まで」の5話分とDVD版の「後枠」、そして面白いものからつまらないものまで強弱つけた「特典映像が3つ」の計2時間39分と、それぞれ映像が収められております。

このほか恒例の「シークレット映像」も2つ、隠れております。今回は拍子抜けするほど簡単な操作で出てまいりますので、「なんかウラがあんじゃねぇのか?」と深読みするベテランエリートもおりましょうが、今回は本当に簡単。奥様方も安心して、とりあえずなんらかのボタンを押してみて下さい。

そしてもちろん、最近では「これを聞かなきゃ始まらない」という中毒患者も増殖しております「副音声解説」、こちらもビタッとご用意いたしております(今回は、特典映像には副音声は付いておりません)。

さぁ今夜、見事ローソン屋敷に討ち入りを果たし、我が家へと帰り着いたあなたは、はやる心を抑えつつ、まずはDVDのジャケットをしげしげと眺めるでありましょう。

目を凝らして表紙を眺めれば、その絵の中で、きっと誰かがあなたのうれしそうな顔を、そっと覗いているのに気づくでしょう。

続いては裏面に書かれた文章を読んで下さい。9年の時を越えて、これからあなたの目の前で始まるヨーロッパの旅路・・・いやがおうにも気分が盛り上がってまいります。

ビニールをはがす手ももどかしく、パッケージを開いてみましょう。中にはチャプター表、次回DVD予告が載ったチラシ、そしてオマケの地図が封入されております。

一緒にもらった予約特典のポストカード。これは本編を見終わってから開封する方が楽しめますから、まずはそのまま置いといて、さぁ!ディスクを入れたらいよいよヨーロッパの旅が始まります!

今夜一気に見ようが、さわりだけ見てあとは楽しみにとっておこうが、それはもうあなたの自由です。

9年前の、若き日のどうでしょう班の旅路は、あなたが手にしたその小さなディスクの中に、永遠に記録されているのでございます。もうどこへも逃げません。

私が、あのヨーロッパの旅を、編集し直すことはもうありません。これが完全な旅の記録。

見終わったら是非とも感想をお聞かせ下さい。

では今夜!

皆の衆!

いざ出陣!

(17:25 藤村)

2006年6月20日火曜日!

さぁさぁみなさま、長の御無沙汰をしておりました、
わたくし庄屋の嬉野でございます。

いよいよ今宵、DVD第7弾討ち入りの日とあいなりました。
果し合いの刻限が刻々と近づいております。

長らくお待たせをいたしました。

今宵は久方ぶりのBBS祭でございます。

どなたさまも、御二念なく討ち入られまして、見事!ご本懐をとげられますよう、手前庄屋、皆様方の御活躍を今宵ここより見守らせていただく所存でございます。

くれぐれもご油断なさりませぬよう、念には念をいれましょう。
ローソンさんのお兄さんが丁稚さんの場合は、金を払っているにも係わらず、また金を要求されることが昔からたまにございます。

丁稚さんも悪気ではございません。

どうぞ皆様、そのようなことがあっても不快なお顔などなされず、笑顔で「そんなはずはねぇ!」と優しくお答えになりますよう、よろしくお願い、いたしますぞ。

さてさて、このような祭開催も久方ぶりのこととて、ほとんどの方が、何が始まるのだと怪しまれておるばかりかとも思いますが、
いえいえ、何のことはございません、ただただ、「ただ今!ローソン屋敷に見事討ち入ったり!DVD!もはや我が手にあり!」という、掲示板に送信されてまいります、その書き込みをば、朝になるまで更新しようではないかという、ただそれだけのものでございます。

まぁ、はっきり言いまして、庄屋は本日仮眠をとっておりませんので、実際、朝までは無理だろうと、年も年だしなぁと、既に気合で負けておるところがございますので、途中あっさり寝るやもしれませぬが、そこのところはどうぞ御目こぼしのほどを、On願いあげたてまつりまする!

ところで、本日の藤村先生の日記ですが、先生、妙なことを書かれておりましたね、↓

「さぁさぁ皆の衆!皆の衆!いよいよ今夜!午前0時を過ぎ!日付が6月23日に変わるや否や!…」(藤村忠寿先生 談)

今夜午前0時を過ぎたら23日に変わると藤村先生は明言されて帰っていかれましたが、そのあとさっそく、そして未だに、掲示板は、その話題で沸騰中でございます。

はたして藤村先生の呪いの言葉が炸裂して、午前0時の鐘を合図に、あっさり二日飛ばして本当に23日になってしまうのか!

はたまた、あたり前にただ21日になるだけで、またしても藤村先生が赤っ恥をかくだけなのか!

そのことも合わせて気になる状況で!
さぁさぁ、刻一刻と予定の刻限、西暦2006年6月21日午前零時は近づいております。

討ち入りの準備はすでに御出来になっておりますな、皆様!

それでは、御武運を祈っておりまする。

あ、そうそう、さきほど、とある屋敷のベテラン番頭さんから、内密に情報が当掲示板へ投げ文されておりましたので、下に張りつけましてご紹介させていただきます。

「ローソン屋敷番頭からご連絡。
かめざき@遠江
こんばんは。
本日の日記に「日付が変わり6月23日」とありますが、6月21日からでございます。場所によりましては流通の問題により22日に。トラブルにより23日になるかもしれません。御了承ください。どうでしょう藩士の方々、予約票忘れずに討ち入りください」

藤村先生、屋敷の番頭さんからもつっこまれております。
いやはや、御丁寧にありがたいことでございます。

さて、それでは、転ばず騒がず、ごねず慌てずの心意気でよろしくお願いいたします。

今宵は、上記の屋敷のように、皆様のお越しを待ちかねておられる屋敷もあるようで、楽しそうなことで、なによりでございます。

さぁさぁそれでは!
BBS祭!始まり始まりぃー!(打ち鳴らされる太鼓の音しきり)

またあとでね。


(23:22 嬉野)

さぁみなさん、夜も更けて参りました、というか朝です。
もう午前4時です。
やりすぎです。想定外です。

えぇ札幌地方、雨ながら空が白んでまいりました。
みなさま、お楽しみいただけておりますでしょうか、
「ヨーロッパ21ヵ国完全制覇」。
水曜どうでしょう、9年前の作品でございます。
人に歴史あり。
番組にも歴史あり。
感慨深いものがございますね。

さぁて、帰ろうかな。
じゃ、また明日ね。
みなさん、お疲れ様でしたー。


【午前2時頃】
さて、時計の針は午前2時を回ろうかと言うところでございます。
今宵の討ち入り、実に久しぶりということもあり、かつまた、BBS祭も1年ぶりに近いのではないかということもあってか、掲示板は派手な大量討ち入りとなって大混雑でございます。

恐るべし。

皆様のご報告を読むだけで、この庄屋1時間もかかってしまいました!寝る暇なし!

ささ、これより今一度更新に励みますれば、アップ終了は3時過ぎかと思われます。いや4時になるかも!

そして!2回目は、さすがに全てにレスと言うのはキツイ。
ボロボロと歯抜けになりますがお気になさらぬよう。

それではまた後ほど。

掲載されなかった方もお気になさりませぬよう!

寝ないでよね。

【午前1時頃】
さて、2006年6月21日を迎えております。
23日には、やはりなりませんでしたね、そらそうです。
ということで、第一回目の更新を終えまして、一休みしております。

いやぁみんさん、久方ぶりにもかかわらず、あっぱれの討ち入り!
感じ入りました!

さて、恒例の秘仏開帳!
明日の朝、11時過ぎを予定しております。
すでに両秘仏様よりコメントは頂いております!
長いです!
どーぞお楽しみに!

じゃ、またあとで!

【2006年6月20日火曜日】

さぁさぁみなさま、長の御無沙汰をしておりました、
わたくし庄屋の嬉野でございます。

いよいよ今宵、DVD第7弾討ち入りの日とあいなりました。
果し合いの刻限が刻々と近づいております。

長らくお待たせをいたしました。

今宵は久方ぶりのBBS祭でございます。

どなたさまも、御二念なく討ち入られまして、見事!ご本懐をとげられますよう、手前庄屋、皆様方の御活躍を今宵ここより見守らせていただく所存でございます。

くれぐれもご油断なさりませぬよう、念には念をいれましょう。
ローソンさんのお兄さんが丁稚さんの場合は、金を払っているにも係わらず、また金を要求されることが昔からたまにございます。

丁稚さんも悪気ではございません。

どうぞ皆様、そのようなことがあっても不快なお顔などなされず、笑顔で「そんなはずはねぇ!」と優しくお答えになりますよう、よろしくお願い、いたしますぞ。

さてさて、このような祭開催も久方ぶりのこととて、ほとんどの方が、何が始まるのだと怪しまれておるばかりかとも思いますが、
いえいえ、何のことはございません、ただただ、「ただ今!ローソン屋敷に見事討ち入ったり!DVD!もはや我が手にあり!」という、掲示板に送信されてまいります、その書き込みをば、朝になるまで更新しようではないかという、ただそれだけのものでございます。

まぁ、はっきり言いまして、庄屋は本日仮眠をとっておりませんので、実際、朝までは無理だろうと、年も年だしなぁと、既に気合で負けておるところがございますので、途中あっさり寝るやもしれませぬが、そこのところはどうぞ御目こぼしのほどを、On願いあげたてまつりまする!

ところで、本日の藤村先生の日記ですが、先生、妙なことを書かれておりましたね、↓

「さぁさぁ皆の衆!皆の衆!いよいよ今夜!午前0時を過ぎ!日付が6月23日に変わるや否や!…」(藤村忠寿先生 談)

今夜午前0時を過ぎたら23日に変わると藤村先生は明言されて帰っていかれましたが、そのあとさっそく、そして未だに、掲示板は、その話題で沸騰中でございます。

はたして藤村先生の呪いの言葉が炸裂して、午前0時の鐘を合図に、あっさり二日飛ばして本当に23日になってしまうのか!

はたまた、あたり前にただ21日になるだけで、またしても藤村先生が赤っ恥をかくだけなのか!

そのことも合わせて気になる状況で!
さぁさぁ、刻一刻と予定の刻限、西暦2006年6月21日午前零時は近づいております。

討ち入りの準備はすでに御出来になっておりますな、皆様!

それでは、御武運を祈っておりまする。

あ、そうそう、さきほど、とある屋敷のベテラン番頭さんから、内密に情報が当掲示板へ投げ文されておりましたので、下に張りつけましてご紹介させていただきます。

「ローソン屋敷番頭からご連絡。
かめざき@遠江
こんばんは。
本日の日記に「日付が変わり6月23日」とありますが、6月21日からでございます。場所によりましては流通の問題により22日に。トラブルにより23日になるかもしれません。御了承ください。どうでしょう藩士の方々、予約票忘れずに討ち入りください」

藤村先生、屋敷の番頭さんからもつっこまれております。
いやはや、御丁寧にありがたいことでございます。

さて、それでは、転ばず騒がず、ごねず慌てずの心意気でよろしくお願いいたします。

今宵は、上記の屋敷のように、皆様のお越しを待ちかねておられる屋敷もあるようで、楽しそうなことで、なによりでございます。

さぁさぁそれでは!
BBS祭!始まり始まりぃー!(打ち鳴らされる太鼓の音しきり)

またあとでね。


(3:54 嬉野)

6月21日!水曜日となりましたよ。藤村でございます。

さぁ!いよいよ水曜どうでしょうDVD第7弾「ヨーロッパ完全制覇」、ローソン各店でのお受け取り&道内HTBグッズ販売店での発売日を迎えております。

本日午前10時からは、ネット通販のHTBオンラインショップでも取り扱いがスタート。「予約をしていなかった」「販売店に行けない」という方も、今ならまだ在庫がございます。どうぞご利用下さい(但し予約特典のポストカードは付きません。ご勘弁を)。

さて、昨夜から掲示板には、たいへんな量の書き込みが殺到しております。

前回DVD第6弾の発売は昨年のことでありましたから、その間に新規参入したニューフェイスの方も多いのでございましょう、「いったいこれは何事ですか!」「発売日には夜通し掲示板を更新するのですか!」「知らなかった!」という書き込みを多数お見受けいたしました。

そうなのでございます。DVDの発売日、深夜0時の時報とともに全国のローソンさんで一斉に受け取りが解禁。その瞬間を目指してローソン店頭に突入する様を「討ち入り」と称し、見事討ち入りを果たした皆様からの報告を、「庄屋様」もしくは「ご家老」と慕われるう先生が「大儀であった」とねぎらいつつ、夜通し掲示板にアップしていく様を、「BBS祭り」と称しているのでございます。

昨夜の掲示板、そして今現在も続々と送られてくる書き込みを見ておりますと、その送り主たちの所在地「@地名」が実に壮観!北海道、東北、関東、中部・・・1件1件の送信元が実に多彩で偏りがなく、見事に全国一円、地名を見ているだけで圧巻!文字通り「お祭り状態」なのでございます。

そんな大盛り上がりの全国一斉夜祭りがひと段落し、いよいよ発売日の朝を迎えますと、日頃はご本尊の奥に隠れて姿をあらわさない「黄金の秘仏」が、「ご開帳」となります。

「なんですか!なにげに竜宮の扉あたりにマウスを持っていったら、テッカテカの大鈴様が出てきました!」

ニューフェイスの方々が驚くのも無理はない。しかしこれもDVD発売日に行われる古くからのならわしなのでございます。

普段は「庄屋」「ご家老」と呼ばれておる嬉野、「奉行」「代官」と呼ばれておる藤村が、「年貢納入」と称するDVD購入を熱心に喧伝しておるわけでございますが、この日ばかりは主役のお2人がテッカテカに磨き上げられたご神体をあらわしまして、年貢納入者には厚い御礼を、そしていまだに未納の不届き者をば遠慮なくどやしつけるという、これが「秘仏ご開帳」なのでございます。

さぁ皆様、今回もこうして無事、皆様のお手元にDVDが届きました。

昨日も申し上げましたが、9年前の夏、若き日のどうでしょう班が颯爽と駆け抜けて行ったあの、ヨーロッパの長い旅路は、もうすべて皆様のお手元にあるのです。

まだ学生だった大泉洋。ミスターも30代の前半でした。皆様も同じく、今とは違う生活を過ごしていたことでしょう。

「あの日に戻りたい」などと郷愁じみたことを言うつもりはございません。我々にもあなたにも、まだまだ進むべき日々がある。ぐだぐだ言ってないで今夜のご飯を作らなきゃいけない。期日までに片付ける仕事が山積みだ。えぇそうでしょうご同輩。しかしながらふとあなたが過ぎ去った日を懐かしく振り返るとき、「あぁ、あの頃は楽しかったなぁ」「よしよしこれからはもっと楽しい日々を過ごしてやろう」、そんなふうに思えるように、このDVDに記録された4人の姿が、お役に立てればと、思うのであります。

これからも折にふれ、手にとっていただければ幸いでございます。

さて、私はすでに次のDVD第8弾の編集に取り掛かっております。時に昔を振り返り、そして今を明るく進む。これが人生じゃないですか皆の衆!

さぁ!それでは本日もビシビシと編集してまいります!


【本日午前4時のう日記】

さぁみなさん、夜も更けて参りました、というか朝です。
もう午前4時です。
やりすぎです。想定外です。

えぇ札幌地方、雨ながら空が白んでまいりました。
みなさま、お楽しみいただけておりますでしょうか、
「ヨーロッパ21ヵ国完全制覇」。
水曜どうでしょう、9年前の作品でございます。
人に歴史あり。
番組にも歴史あり。
感慨深いものがございますね。

さぁて、帰ろうかな。
じゃ、また明日ね。
みなさん、お疲れ様でしたー。

【午前2時頃】
さて、時計の針は午前2時を回ろうかと言うところでございます。
今宵の討ち入り、実に久しぶりということもあり、かつまた、BBS祭も1年ぶりに近いのではないかということもあってか、掲示板は派手な大量討ち入りとなって大混雑でございます。

恐るべし。

皆様のご報告を読むだけで、この庄屋1時間もかかってしまいました!寝る暇なし!

ささ、これより今一度更新に励みますれば、アップ終了は3時過ぎかと思われます。いや4時になるかも!

そして!2回目は、さすがに全てにレスと言うのはキツイ。
ボロボロと歯抜けになりますがお気になさらぬよう。

それではまた後ほど。

掲載されなかった方もお気になさりませぬよう!

寝ないでよね。

【午前1時頃】
さて、2006年6月21日を迎えております。
23日には、やはりなりませんでしたね、そらそうです。
ということで、第一回目の更新を終えまして、一休みしております。

いやぁみんさん、久方ぶりにもかかわらず、あっぱれの討ち入り!
感じ入りました!

さて、恒例の秘仏開帳!
明日の朝、11時過ぎを予定しております。
すでに両秘仏様よりコメントは頂いております!
長いです!
どーぞお楽しみに!

じゃ、またあとで!

(15:53 藤村)

2006年6月22日木曜日

札幌は、小雨もようですね。
なんだか暗い木曜日であります。

しかしながら掲示板内は、討ち入りの夜から、二日目を数えます本日も、相変わらず討ち入りの御報告が続々と続いております。

まるで、あだ討ちを終え、見事本懐をとげられた方々が、役所の門前に列を成して、検分の届出に来られておるような状態でございます。

みなさん方、どなたも、その胸のうちがお熱い。
あっぱれでございます。

昨日より、北海道内のOnちゃんグッズ取扱店さんでも、第7弾の店頭発売が始まっております。

驚くべきことは、
道内にしかありません取り扱い店店頭まで、
「たのもう!」と、
「お前のところにあるらしいじゃないか!」と、
果たし合いをしに、津軽海峡を渡ってまで、
わざわざお見えになる方がおられるという事実でございます。

何かの手違いで討ち入りができず、そのことに我慢がならなかったのでしょうか!
私、想像を超えた気迫を感じます。
おそろしや!

さて、現在、北海道地方で毎週水曜の夜に放送中の「水曜どうでしょうクラシック」は、現在アメリカ横断中でございます。

そして来週、いよいよ皆様お待ちかねの、
あの「インキー事件!」勃発でございます。

ご存知の方は、「いよいよですか!」と膝を乗り出し!
ご存知でない方は、「いったいどのような事件でしょう!」といぶかしんでおられますでしょうか。

いずれにしましても、「アメリカ横断」と言えば「アレ!」と言うほどのセコイ…、いや!大事件でございます。

1999年制作「アメリカ大陸横断」第7週目「インキー事件」。

北海道地方、いよいよ来週放送でございますれば、
どなた様もお見逃しなどありませんように、On願いあげ奉るのでございます。

それでは奥さん方。
本日は、これまでね。

また明日も、是非いらっしゃいまし。

お待ちしておりますですからねー!


(17:23 嬉野)

6月23日金曜日。

朝4時に起きて6時に再び床につきました藤村でございます。

さて討ち入り騒ぎで賑やかだった今週もおしまい。週末を迎えて「さぁゆっくりとDVDを見ましょう」という方も多いことでございましょう。

私はここ数日、通勤の車の中で「副音声」をラジオ代わりに聞いております。「あんた車の中で自分の声を聞いてて気持ち悪くないか」と言われることも多いのでございますが、不思議なもので、常日頃からどうでしょうを編集しておりますと、あのよくしゃべる「藤村D」という方は、すでに「別人」として脳が認識しており、「自分だ」という自覚はまったくありません。

それが証拠に副音声を聞きながら、ふと「あぁ、おれならこういう場合、こう言うな」なんて考えることがあります。すると次の瞬間、副音声の中の藤村Dが、自分が考えた通りのことを言うんですね。いや、そらぁ「当たり前」なんだけど、「おっ、藤村Dいいこと言うじゃないか」なんつって、無意識に思ったりするわけです。それほど私にとって彼は、別人なのでございます。

さてさて、本日は関西方面の方々へお知らせがありますよ。

お待たせいたしました。ついに「2005年新作」(もうね、DVDのチラシで内容はバレちゃってますけどね)が放送開始!

お久しぶりでございます!ABC朝日放送さんで!
7月8日から9月2日まで毎週土曜日25:00~

また、2004年「ジャングル・リベンジ」の放送も以下2局で決定!

KBS京都さんで2夜連続!
7月15日(土)19:00~22:00 第1話~第4話
7月16日(日)19:55~21:25 第5話~第7話
*「どうでしょうリターンズ」もレギュラー編成中。

UMKテレビ宮崎さんで!
7月6(木)、7(金)、8(土)、9(日)、12(水)、13(木)、14(金)の各日に深夜編成されます。

ということで、関西方面の皆様、そして宮崎の皆様、どうぞよろしくお願いいたします。

では皆の衆!

週末はDVDで英気を養い、また来週、元気でお会いいたしましょう。


あぁ~・・・ワールドカップ、終わっちゃったなぁ。
中田殿・・・キミはがんばった。悔しかったんだろうねぇ。人目もはばからず、ずっと起き上がらなかったもんねぇ。初めて見たなぁ、中田殿のそういうところ。もうね、いいからゆっくり、休んでくだされ。



(19:56 藤村)

6月26日月曜日となりました。藤村でございます。

先ほど掲示板、更新しておきましたよ。やはりこの週末でDVD「ヨーロッパ」を副音声まで含めてすべてご覧になられた方が多かったようでございます。

さて「ヨーロッパ」の旅の中で「運転に見る国民性」みたいな話しがありましたな。ドイツ人は規律正しく、フランス人は自分勝手、そしてイタリア人は実にアバウト。これに対して日本人の運転は外国人から見ると「優柔不断」だそうであります。車線を変更したいのか、まっすぐ行きたいのか、「意思表示をハッキリしない」と。わかるような気がいたします。

日本は島国で、古来より欧米のように異民族が多数流入してくるような環境ではなかったですから、「あ、うんの呼吸」で人とコミュニケーションをとり、「ハッキリとした意思表示」よりも「あいまいさ」が人間関係の潤滑油として機能しておるわけでございます。

従って車の運転にしても、ウィンカーをビシっと出し、「曲がります!」「みなさん私!曲がりますよ!」と強く主張するよりも、なんとなくウィンカーを出し、「人様に気づかれぬうちに、なんとなく曲がれればそれが最良」と、思っておるわけでございます。

さて、日本人の中にも「県民性」というのがございまして、各地方により運転マナーもずいぶんと違います。

そんな中で北海道人の運転。これにはいくつかのハッキリとした特徴がございます。

まず、ウィンカーは「道を曲がる時にしか出しません」。つまり、「単なる車線変更では、ウィンカーは出さない」ということであります。もちろん全員ではありませんよ。しかし、明らかに本州と比べてウィンカーの使用頻度が低いのが北海道の特徴であります。

次に、「走行車線と追い越し車線の区別がない」。町中の2車線道路の場合はこれ、仕方のないことでありますが、しかし北海道の高速道路では、右側の追い越し車線を延々ゆっくり走っている車が非常に多いのでございます。本州の高速道ではあまり見かけない風景であります。

そして最も北海道の運転を特徴付けるのが、「救急車や消防車が来ても車を路肩に寄せない、停車させない」ということでございます。多分、本州から来た人が一番驚く風景がこれでございましょう。北海道では緊急車両が後ろから来ても、「前を走る車がハザードランプを点灯させて次々に路肩に停車する」という風景は、まず見ることができません。「なんとなく道をあけるけど、そのまま走りながら救急車が追い抜くのを待っている」「止まったとしても、その場に止まるだけで道路の中央を一斉にあけるといった積極的な行動はとらない」。もちろん全員とは言ってませんよ。しかし、こういう人が多いのは事実でございます。

北海道はいうなれば「日本の縮図」なのです。島国で他県の車が入ってくることは皆無。従って日本人の「あいまいさ」「あ、うんの呼吸」が運転に最もよく現れておるような気がします。

「ウィンカーを出す」「出さなくてもわかるでしょう?」
「追い越し車線は常にあける」「あいてるからいいでしょう?」
「救急車が来たら路肩に停車する」「止まらなくても救急車は追い抜いていくでしょう?」

決してそこに悪意があるわけではなく、それが日本人の特徴であるから、私はある意味、仕方のないことだと思っております。こういった運転に見られる「あいまいさ」「あ、うんの呼吸」は、裏を返せば、欧米にはない、日本古来の「恥じらいの文化の現れである」とも言えるのです。

しかしまぁ、救急車が来たときは、「黙ってれば追い抜くでしょう?」「なんかわざわざ車をよけるのは恥ずかしい」ではなく、積極的に止まった方がよいと強く思いますけども。

と、いうことで本日は日本人の国民性を分析したところで、さぁ日も沈んでまいりました、本日の日記これまでと。

また明日も良い天気でございましょうか。そんな中でDVDの編集に明け暮れるのも、ちょっとねぇ。そろそろ旅に出て異国の文化に触れたいなぁ・・・そう思う今日このごろであります。

ではまた明日。

【2005年新作と04年「ジャングルリベンジ」放送決定】
ついに関西方面で「2005年新作」(もうね、DVDのチラシで内容はバレちゃってますけどね)が放送開始!

お久しぶりでございます!ABC朝日放送さんで!
7月8日から9月2日まで毎週土曜日25:00~

また、2004年「ジャングル・リベンジ」の放送も以下2局で決定!

KBS京都さんで2夜連続!
7月15日(土)19:00~22:00 第1話~第4話
7月16日(日)19:55~21:25 第5話~第7話
*「どうでしょうリターンズ」もレギュラー編成中。

UMKテレビ宮崎さんで!
7月6(木)、7(金)、8(土)、9(日)、12(水)、13(木)、14(金)の各日に深夜編成されます。

ということで、関西方面の皆様、そして宮崎の皆様、どうぞよろしくお願いいたします。

(20:02 藤村)

2006年6月27日火曜日

嬉野でございます。

えぇ、みなさん。
我々、上司より出張を命ぜられました。

出立は明日でございます。
ということになりますと、残念ながら明日の日記はお休みでございます。

まぁ、一泊の出張ですから直に戻りますが、
それでも明後日までは、ここもお休みが続くかなと思いますので、
皆様方におかれましては、くれぐれもお力落としのないように、
荒々しく明日よりの二日を乗り切っていただきたいと念ずるばかりであります。

さて、1965年、77年、03年と米国のニューヨーク市では大停電がありましてね。
いろんな犯罪も起きたりしたそうですが、中には呑気な話もございましてね、暗闇に陥ってしまったニューヨーク市上空に、その夜ばかりは天の川が見えたというね、こともあったようですよ。

全市が停電してしまいまして、ニューヨーク市民は真っ暗闇の中で途方にくれていたでしょうが、その上空には満天の星が輝いていたそうでございますね。
世間がまだ呑気だった1965年の大停電の時には、十月十日経ちましたら、ニューヨーク市では、ベビーブームが起きちゃいましたという、もっともらしくも楽しげな落ちも付いておったように思い出しますが。(良い子は意味が分かんなくてもいいのよぉ)

しかしながらね、そのベビーブームという結末が創作か事実なのか、その辺りのことは不勉強な私には分かりませんけども、市や県、もしくは日本全域という規模で、一斉に同じような環境の変化が起これば、そこに暮らす人間の日常にも考え方にも当然何らかの変化が現れるだろうことは容易に推測できますよね。
つまり社会が変わるかもしれない。

ぼくは思うのですが、
もしね、もし。

何らかの理由で、ある日突然、問答無用でテレビ電波が飛ばなくなってしまってね、その結果ご家庭のテレビ画面が一斉に砂嵐状態になったらどうなるのだろうと思うわけです。

「あれ?なによ。家のテレビ映んないじゃない」
「そーなのよ、朝から映らないのよ」
「壊れたの?」
「何バカなこと言ってるんだ!先月買ったばかりなんだぞ!」
「そーよ、地デジ対応のハイビジョンテレビなのよ!」
「幾らしたと思ってるんだ!」
「だって、どっこも映んないじゃない」
「うるさい!だいたい母さんが見過ぎなんじゃないのか!」
「あら!私が一日中家でテレビばかり見てるみたいな口ぶりよね」
「違うのか」
「違うでしょ!あなた何も知らないのね。主婦にはねぇ、やることがいっぱいあるのよ!バカじゃないの!」

急速に荒々しくなっていく両親を、ほっとけとばかり食卓に残し、娘が学校へ出かけてみると、すでに教室中が砂嵐の話題で持ちきりになっている。
どうやらテレビが映らないのは、自分の家だけの話ではないらしい。
つまりテレビの故障ではなかったのだ。

だったら何故テレビが映らないのか。

だが、テレビが映らない理由が分からないのはもちろんのこと、その時点では、その事態がどれくらいの規模で起きているのかということも、まだ誰にも検討がついていなかった。
だが、その奇妙な事態が、実は日本中で一斉に起きているのだという事実に、国民が気づかされるのは、その日の午後、街頭で配られはじめた新聞社の号外によってだったのである。

「母さん!テレビが映らないのは家だけじゃないぞ!」
「あら、あなた、もう帰って来たの?随分早かったわね」
「ん?いや…。あれ?お前も号外持ってるのか」
「商店街でも配ってたもの」
「当分、復旧の見込み立たずって書いてあるんだぞ」
「そーなのよね」
「どういうことなんだ…」
「わからないわよ。でもね…」
「なんだ」
「ラジオは放送してるのよ」
「え…」

ニューヨーク市で起きた大規模停電。
その一晩だけの日常の変化から引き起こされた結末は、十月十日後の出産ラッシュ。
それでは、復旧の見込みが立たなくなったテレビの電波障害は、この後世間とそこに暮らす人間にいったいどんな事態を引き起こすのか…。

つまり、テレビに供給を頼っていた娯楽や情報が、テレビからもたらされなくなる。
そうなれば、人は、それを他所に求めようとし始めるはずです。
そのことに端を発して、世の中はいったい、どう動いていくのか。

これはひとつ、考えてみる価値があるとおもうのですがねぇ、奥さん。
どうでしょうか。

じゃ、また。


【2005年新作と04年「ジャングルリベンジ」放送決定】
ついに関西方面で「2005年新作」(もうね、DVDのチラシで内容はバレちゃってますけどね)が放送開始!

お久しぶりでございます!ABC朝日放送さんで!
7月8日から9月2日まで毎週土曜日25:00~

また、2004年「ジャングル・リベンジ」の放送も以下2局で決定!

KBS京都さんで2夜連続!
7月15日(土)19:00~22:00 第1話~第4話
7月16日(日)19:55~21:25 第5話~第7話
*「どうでしょうリターンズ」もレギュラー編成中。

UMKテレビ宮崎さんで!
7月6(木)、7(金)、8(土)、9(日)、12(水)、13(木)、14(金)の各日に深夜編成されます。

ということで、関西方面の皆様、そして宮崎の皆様、どうぞよろしくお願いいたします。

(15:26 嬉野)

2006年6月30日金曜日

はい、みなさんこんにちは!
嬉野であります。

どう?荒々しく生活してました?この二日間。
「う」も「ふ」も戻って参りましたですよ。出張から。

清々しいですね、北海道の夏は。日本じゃありませんね。

それにひきかえ、暑いですね日本の夏は。
さすがです。汗だくになりましたよ。

で、その暑い土地でね、ちょっとした打ち合わせがありましてね、出張したんですが。

空港出てね、街中入って、お店見つけて、お昼食べてたんですが、それでも時計見ると打ち合わせの集合時間まで、まだだいぶ間があるわけですよ。

いい歳をした大人が4人ほどね(言うまでも無くHTB関係者だけですよ)、込み合うランチタイムのインド料理屋の席にぎゅぎゅうに詰め込まれてね、ナーンも食ったしカレーも食ってね、ラッシーも飲んだし食うもんなくなって他に行くとこもなしという状況でね、中途半端な時間を持て余して、なすすべもなく着席してましたがね。

ところが、そこはさすがに藤村先生、なんとかこの間を埋めてくれようと、なぞなぞを出題し始めましたね。

お断りしておきますけどね、あの先生、けっしてなぞなぞ好きの方ではないですよ。
ですからくれぐれも藤村先生になぞなぞの挑戦状など出さないようにして下さいね。頼みますよ。

で、まぁね、その時そのテーブルに額を寄せ合って着席していた顔ぶれのほとんどはね、四十過ぎの男ばかりですよ。

そろそろ、いや、ひょっとするともうとうに、思考も硬直化し始めておるような年齢でね、なぞなぞ系のものには一番反応が鈍い年頃ですよ。

しかしながら、すきま恐怖症の藤村先生は、たとえ5分であろうとも盛り上がれないと言う状況に我慢がなりませんから、ご自分のお子たちが持ち帰ったなぞなぞのストックでもあったものでしょうか、かまわず出題されたわけですよ。

藤村先生は言うわけです。

「おやつは さんじ」
「ばんごはんは ごじ」
「じゃぁ ひるごはんは なんじよ」
「…」

「おやつはさんじでしょ」
「…」
「ばんごはんはごじ」
「…」
「だったらひるごはんはなんじよって聞いてるんだよ」
「…」
「…」

まぁその、なぞなぞの難易度をここで云々する気がないことを最初に言っておきますよ。そういうことではない。
みなさんになぞなぞを出題しているわけではない。
いいですね。

答えの分かってるやつと、答えの分かってないやつが、ひたすら、にらみ合ってるという状況ができあがってたわけですね、この時。
そういう話ですからね。

個人的な話ですがね、だいたい、なぞなぞというやつは腹が立ちますね。
だって、出題された問題が解けないということほど情けないものはないですからね。
それに自分だけが分からないでいるという状況も、はなもちならんわけで。
だから、ぼくなんかは、わからないとなると、あっさり考えるのを放棄しますね。

「いいよ、何時でも」
「諦めやがったな」
「だって考えても分からんもの、つまんねぇよ」

他の連中にしたって、考えてはいるようだけれど、言葉が出ない。
藤村くんは続けますね。

「いいかい、おやつ は さんじ。さんじなんだよ。さんじだろ おやつは」
「いや…」
「ばんごはんは ごじ。ごじ なんだよ」
「そうなのか…」
「じゃぁさ、ひるごはんはなんじかってことさ」

藤村くんも、他にすることもなくて暇なもんだから噛んで含めるように根気強く言い続けるわけです。

したらその内、こっちもあることに気づくわけです。
「お・や・つ・は3字?ぁ、そーいうふうに聞いてるのか?」
「ばんごはんは…5字…?」
「ば・ん・ご・は・ん。あ、5字だよ」
「だったら、ひ・る・ご・は・ん。これも5字じゃないか」
「分かった!ひるごはんは5字だ!」
「正解」

こうなると可笑しなもので嬉しくなる。

なぞなぞなんてバカバカしいよ、と言ってたやつが急に喜ぶわけだね。で、他の連中見ると、まだ分からないでポカンとしてる。

するとさっきまで「なぞなぞなんてくだらねぇ」とか「つまらねぇ」とか言ってたこの男が、お恥ずかしいことに今度はポカンとしてる連中に罵声を浴びせかけるわけですね。

「なんでわからないのよ!」
「…」
「おやつは3字でしょ、ばんごはんは5字でしょ、ひるごはんは何字よってだけの話じゃない?分かるでしょ!」
「…」

まったくこのぉ、あれですね、我がことながら人間という者は浅はかなものだと思いましたね。ひどい話です。

だってさぁ、ほんのさっきまで、なぞなぞなんてつまんねぇって言ってた奴なのよ。それがさぁ、不意に考え方が分かったもんだから急に気持ち良くなったんだろうね、相変わらず分からないまま困った顔でこっち見てる連中を面白がり始めるわけですからね。

でもね、なんか思ったんですよ、その時。
ひょっとしたら世の中の仕組みも同じようなものかなぁってね、なんとなく、ぼんやり考えたんですよ。

ほら、世の中の楽しみ方だってさ、飲み込めてないと、やっぱり人生は楽しくないものね。
おまけにね、楽しみ方を分かってる人から「なんで楽しめないんだよ」って言われたら、よけい楽しめないしね、楽しもうとも思えなくなるよね。

それよりなんだか「楽しめない自分が悪いのかなぁ」と思ってしまうかもしれないよね。

だからといってね、いきなり世の中を楽しむためには「こう楽しめよ」と答えをズバリ言われてしまってもね、それはそれで、やっぱり感動はない。だから自分からは楽しめないよね。

そーではなくて、誰かが、世の中の楽しみ方のヒントを、根気良く、根気良く、出し続けてる内に、「あ!」という瞬間が本人の中で爆発する。そのことこそが大事なんだろうね。
そうすっと前向きに楽しめるようになる。

なんかそんなことを思いましたね。
まぁ、思い付きですよ。
なんの根拠も無いです。あてずっぽうです。

でもね、だからこそ根気良くその瞬間が来るのを世間にも待っていてもらいたいね。
どんどん、どんどん新しい問題を出されても困るよね。

出題される問題だって、きっと簡単すぎてもいけないし、分からなさ過ぎてもいけないんだよね。

直ぐには答えが出なくても、考えることが、すでに「楽しいよう」と思えるようなね、そんな問題だったり環境だったりしたら楽しそうだよね。

なぞなぞと一緒なんじゃないの、世の中の仕組みも。
また、わたしアホなこと言ってる?

人間が暮らす社会という枠組みがあるでしょ。
その中で世の中は時代ごとに変わって行く。
でも世の中が変わるたびに、ぼくらは、その時代の楽しみ方を見つけなければ人生を楽しめない。
それだから、ぼくらは、なぞなぞを解くように、永遠に出題される問題を解き続けなければいけない。

そーだとしたらね。

その楽しみ方を見つけられるまでの時間だって楽しめるような世の中でないと、結局、その時、時代を楽しめてる人だけが楽しむだけの世の中で終ってしまう。

それじゃ、世の中、前のめりな熱気や温もりがなくて面白くない。

なーんか、そんなことを思うんですけどねぇ。

またなんか、分けの分からんこと書いたかな?
まぁいいね。

じゃぁ奥さん、また来週いらっしゃいませ。
来週は月も変わるから、トップの絵柄もまた模様替えになりますよ。涼しげなやつにね。

それでは良い週末を!←ノーマルにしました!



【2005年新作と04年「ジャングルリベンジ」放送決定】
ついに関西方面で「2005年新作」(もうね、DVDのチラシで内容はバレちゃってますけどね)が放送開始!

お久しぶりでございます!ABC朝日放送さんで!
7月8日から9月2日まで毎週土曜日25:00~

また、2004年「ジャングル・リベンジ」の放送も以下2局で決定!

KBS京都さんで2夜連続!
7月15日(土)19:00~22:00 第1話~第4話
7月16日(日)19:55~21:25 第5話~第7話
*「どうでしょうリターンズ」もレギュラー編成中。

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7月6(木)、7(金)、8(土)、9(日)、12(水)、13(木)、14(金)の各日に深夜編成されます。

ということで、関西方面の皆様、そして宮崎の皆様、どうぞよろしくお願いいたします。

(17:12 嬉野)

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