さて、藤村でございます。

昨夜「（前略）ミスター大壮行会」が札幌厚生年金会館で開かれました。

午後７時、どうでしょうのオープニングＶＴＲが流れますと、なんていうか地鳴りのような歓声が響き渡りまして、その中をまず私と嬉野先生が紋付袴で登場。
いや、たぶんあんなスゴイ歓声を受けたサラリーマンなんて日本中にいないですよ。

続いて「泣く子はいねがぁ！」の掛け声とともに「なまはげ大泉洋」が登場。
この時の歓声はもう、悲鳴に近かったですね。
そりゃそうですよ。
あの「なまはげ」が舞台上で荒々しく踊ってるんですから。

そして本日の主役・鈴井貴之が、舞台中央の奈落からカブとともにセリ上がってきまして興奮は最高潮。
ミスターの衣装は「カブちゃん」でございます。華やかな４人ですよ。

酒樽を勢いよく割りましての「鏡開き」に始まって、いざトーク。
私は酒をしこたま飲みまして、開始１０分で酔っ払ってしまいました。
４０分後、最初のお色直し。
その間、舞台上では私と嬉野先生の「スペイン報告」。
現地で撮影した「牛追い映像」を公開。

改めて大鈴ご両人の登場。
大泉さんは、ジャングルリベンジで贈られた「ガウン」など「お誕生日衣装」。
続いてミスターさんがタコ星人に扮しましてぐるんぐるんに回っての登場。
再び会場には悲鳴のような大歓声。
このパートでは、嬉野先生によります「どうでしょう撮影の実演」が行われました。

そして再びお色直しをしまして、大鈴ご両人がビシッとタキシード姿に。
映画のお話などありまして午後９時。

いよいよエンディングであります。

「１／６の夢旅人」にのりましてミスターのメモリアルＶＴＲが流れます。
大泉洋から花束が贈られ、鈴井貴之が最後のあいさつ。

番組が始まってから今までの自分の気持ちを、正直に、全部言いましたね、あの人は。
大泉洋の人気が出はじめて、自分の中に複雑な気持ちが芽生えたこと。
ディレクターである私がしゃべり出して、さらに困惑したこと。
その話を聞きながら、横にいた大泉洋は、ずっと泣いてやがりましたね。

そして最後は、会場のみんなが「行ってらっしゃい！ミスター」と書かれた旗を振る中、ミスターをリヤカー山田くんに乗せて、３人で引っぱって退場しました。

いや、よかったな。いい壮行会だった。

ミスターは幸せな男だよ。