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高齢者と生活保護 高齢化する夢のニュータウン

2015年9月29日放送

泉美代さん72歳(仮名)。築40年以上が経った団地で1人暮らし。
脳梗塞の後遺症で手にうまく力が入りません。
5年前に乳がんの手術をして左の乳房を摘出。
その入院中にうつ病を発症して30年以上連れ添った夫と離婚しました。
足も不自由で、週に2回、ヘルパーと近くのスーパーに買いものに行きます。

泉さんが住んでいるのは江別市の大麻団地。
1960年代に開発が始まった全国第1号のニュータウンです。
当時夢のマチと呼ばれ、ピーク時には人口は2万人を超えました。

現在は高齢化が進み、泉さんが住んでいる団地は入居者の平均年齢が62歳。
高齢の住人にとってゴミを出すのも重労働です。

2DKの家賃はおよそ3万円。
夫と離婚した泉さんが受け取っている国民年金は、月に3万5千円ほど。
ひとりでは暮らしていけなくなり生活保護を受けることにしました。
受給額は月におよそ7万円。
生活は維持できていますが、からだが不自由なため食事は簡単なもので済ませています。

道内では今年度12万世帯以上が生活保護費を受給。
そのうち60歳以上の高齢者は、ここ10年間で全体の5割近くにまで増えています。
生活保護の基準額は江別市の場合、
一人暮らしの高齢者なら生活扶助と住宅扶助を合わせて月10万430円です。

「皆様の税金で暮らしている。一言で言えば、ありがたいよね」と話す泉さん、
内職など何か仕事を見つけて、生きがいを見つけたい、
何かして働いて少しでも保護費を少なくしたい、そう考えています。

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