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高齢者ケア編(1)「心が動けば体が動く」デイサービスに密着!

2015年11月23日放送

札幌市東区にあるデイサービス「夢のみずうみ村 てんやわんや」。
およそ100人が登録し、毎日30人ほどが通っています。
目的は、「リハビリ」=体の機能の回復ですが、ここの「リハビリ」は一風変わっています。

【健康トリム】と呼ばれる、プログラムです。
施設内に50個以上が置かれていて、全てスタッフの手作りです。

「次々にこれをしようって思える」と健康トリムのカードを集め、見せてくれたのは
恵美子さん95歳です。
要介護2の認定を受け、2月から利用を始め、いまは週2回通っています。
健康トリムや機械運動をすると、難易度に応じて施設内の通貨"ゆーめ"がもらえます。
ゆーめを使えば、マッサージやコーヒーなど追加のサービスを受けられます。
普段の生活で、お金に触れる機会が少なくなっている人もいるため、貯めたり、
買い物の疑似体験をすることで、利用者の意欲を引き出す効果もあるといいます。

てんやわんやのモットーは、「心が動けば、体が動く」。
その日のスケジュールも利用者が自分で決めています。体操や健康トリムの他、トランプ
やカラオケ、麻雀にカジノなど、50以上のメニューからやりたいことを自由に選びます。
江尻さんが最近挑戦しているのは、パン作りです。自然と手元に力が入る江尻さん。
思わず、立ち上がって生地をこねます。「教えてもらうの、とっても楽しみなんですよ。
やろう!って気持ちになります。」9か月前来たばかりのころは、脊柱管狭窄症のため、
人の支えがないと、歩くことも立つこともできなかった江尻さん。
いまは...杖がなくても歩けるようになりました。

夢のみずうみ村「てんやわんや」では、日常の動作全てがリハビリだと考えているため、
利用者は身の回りのことを自分でしますが、スタッフはできることはあえて手伝いません。
施設長の岸本英明さんは「なんでも介護すると自分でやろうっていう意欲まで奪ってしまうので自分でできる環境を作ってあげることでまだやれるという気持ちになってもらうことが大事」と話します。

できることをやることで、自信がつく。その結果、体を動かす機会が増える。
それが、てんやわんやの考える、リハビリです。

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