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老いるショック

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地域の介護編(2) 介護保険料が最も安いのに"村離れ"の理由

2015年12月 8日放送

上川の音威子府村では少し歩いただけで元気な高齢者に多く出会います。
高齢者の数に対し要介護認定を受けた人の割合は札幌が20.2%。
音威子府村は7.9%と低く村の介護サービスにかける支出が抑えられることから
介護保険料は札幌より2000円以上安い月3000円です。
音威子府村は道内で介護保険料がいちばん安い自治体なのです。
日ごろから健康への意識が高い村ですが元気な高齢者が多い背景とは?

音威子府には特養や老人ホームといった滞在型の介護施設がありません。
そのため、老後の生活を不安に思った人や介護が必要になった人などこの5年間で46人が村を離れています。

60年以上音威子府村で暮らしていた長谷川三男さん。
2015年の春、娘の菅原五月さん家族が住む千歳市の家に移り住みました。
引っ越して半年。いまでも音威子府村のことを思ってばかりだといいます。
「やっぱり寂しいね。これで家内でもおれば別なんだけどさ。いないから余計、
まだ音威子府っちゅうのは頭から離れないよね」

音威子府村では住民からの要望を受け新たな施設の計画を進めています。
現在の診療所やデイサービスの施設につなげる形で公営住宅を建てるというものです。
自分で生活しながら介護サービスや食事の提供、それに医師の診察も受けられる、
いわゆる「公営型のサ高住」です。
オープンは2017年度の予定で将来は公営住宅の一部を特養や老人ホームに変更することなども検討するということです。

健康への意識が高い住民とサービスの充実をはかりたい行政。
小さな村の取り組みが進んでいます。

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