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めぐみ横丁

2010年07月29日(木)

人の記憶

ジメジメが続くこの夏、相当な数のアイスを口にしている。
ロケで一日に5個(!)食べた日もあった。
ただ、意外と、どんなものを食べたのか、
細部まで鮮明に思い出せない。
けれど、強烈に覚えているものも中にはある。

01.jpg

たとえば、これは恵庭市にあるピザ屋さんで頂いたものだが、
ブルーベリーとバニラアイス、イチゴムースの横に、
ココアパウダーでフォークがかたどられている。
見たことのない、繊細で芸術のようなこのワンプレートに感激した。

世の中に美味しいたくさんあるけれど。
その中で、他のものと一線を画し、
人の記憶に、長く、鮮明に残るのに必要なものは何なのか。
食べた時のシチュエーションはもちろんだが、
"ほんのわずかなひと手間・一工夫"
これが加わるだけで、人の記憶に残るか残らないかの
ボーダーラインをクリアすることになるのだと思うのだ。

このことは、日常のどんな物事にもあてはまる気がする。
家事、仕事、立ち居振る舞い、人づきあい etc...


ふと、こんなことを、眠れない夜に考えてみた。
...自戒の念を込めて。