now onair

NEXT

めぐみ横丁

2011年02月17日(木)

発見!イギリスのあれこれ ~ロンドンオリンピック~

シリーズ『発見!イギリスのあれこれ』。 
第6弾のテーマは、ロンドンオリンピックでございます。
少し長いので、お茶でも飲みながらゆっくりとお楽しみください☆

gorin1.jpg

"ロンドンオリンピック開催前の現地の様子が見たい"

そう思い、ロンドンの中心部から地下鉄でおよそ30分、
メイン会場のあるストラトフォードに向かいました。
もちろんガイドブックには載っておらず、
観光客とおぼしき人はいません。

駅前にショッピングモールがあるほかは、
どこまでもどこまでも、住宅地が続いています。

2.jpg

駅に降りた瞬間、ガガガガガ、ドドドドド、と
いたるところで工事の音が聞こえてきました。
そう、オリンピックに向けて、区画整備をしているのです。
住宅地も、マンションも、来月完成予定の駅前商業施設も。

3.jpg

4.jpg


街の雰囲気を体いっぱい感じながら徒歩でメイン会場に向かいました。

5.jpg

矢印の方向へ

ところが、現場は工事中。近くまで行くことができませんでした。
そりゃそっかぁ。ザンネン。。。  

6.jpg

立ち入り禁止

7.jpg

工事中

でも、地元の人に教えてもらって、
少し遠目ですが歩道橋から眺めることができました♪

8.jpg

メイン会場はどこでしょう?

9.jpg

正解はこちら

オリンピック会場を眺めて
ちょっぴりオリンピックの雰囲気を味わったところで、
次に向かった先は、キングズクロス駅。
(映画・ハリーポッターシリーズが好きな方、
9と4分の3番線がある駅です(^^)♪♪)
駅の構内には、今のところロンドン市内では唯一という
オリンピックのグッズ売り場がありました。

10.jpg

このようにグルグルと歩き回って感じたことは、
オリンピック熱をあまり感じられなかった、ということです。
会場周辺だけでなく、街中でも。

前回の2008年北京オリンピックが行われる3年前には、
私おおの、中国を10日間ほど旅していました。
その時は、
北京の中心部に大型電工掲示板が立て掛けられ
開催日までのカウントダウンをしていたり、
街の至るところでお土産が売られていてにぎわっていたりと、
オリンピックに対する市民らの熱い気持ちを感じました。

でも、今回は、その"熱"を、実感できなかったんです。
(そもそも、イギリスと中国、
どちらのケースが一般的なのかは定かではないのだけれど)
史上初、同じ都市で3度目の開催ということも
関係しているのでしょうか。

気になったので、メイン会場のある駅周辺で、道行く人に
地元でオリンピックが行われることについてどう思うか尋ねると、
「お金かかるよね、もちろん楽しみだけど。」
「まだよくわからない」というような、
喜びながらもちょっぴり冷めたような声が多く聞かれました。

蛇足ですが、今年4月のロイヤルウエディングに関しては、
お2人のアツアツぶりに負けないほど熱かったんですけどね。
どのお土産屋さんに行っても、
2人の顔写真がプリントされた
ポストカードや小物、本などがたくさん並んでいました。

13.jpg

はたして、1年後のオリンピック開催が近づくにつれて
一気に盛り上がっていくのでしょうか。

今後の動きに注目です。

 

...長くなりました。
ここまで読んで下さり、ありがとうございました!

シリーズでお届してきた『発見!イギリスのあれこれ』。
次回が最終章(...の予定)です!!