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めぐみ横丁

2018年09月04日(火)

ドラマ『北の国から』でおなじみ、富良野に行ってきました。

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              とろ~っと なめらかな ラベンダープリン ^^

ひんやりとした冷たい空気。しとしと降り続く雨。
でも、森の中は、木の葉が傘がわりになってくれて、
思わず深呼吸しちゃうくらい、気持ち良かったです。

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旅の目的は、落語家・立川志の輔さんの独演会。

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                2つとも"茶道"にまつわる演目

はぁぁっ。やっぱりすごすぎる。絶品でした。呼吸も、表情も、佇まいも。 
笑って、しんみりして、感情がめまぐるしく変わる2時間半。
高座と客席の距離が近く、
声が、噺が、体全体にしみわたっていく感覚になりました。

そして、この落語会が開かれた富良野演劇工場は、
地元ボランティアのみなさんが
チケットのもぎりや物販を行なっていて、
どこか、ほっとするような、ぬくもり溢れる空間なんです。
またここで落語を聴きたい。そう、強く思っています。

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富良野にお住いのみなさんと
たくさん話をすることができたのも、楽しかった! 

その中で、牛の爪切りをする"削蹄師(さくていし)"
という仕事を生業にする方にお会いしました。


牛は、爪が伸びてストレスを感じると
体が曲がってしまうので、
背筋をピンと伸ばしながら快適に過ごせるよう、
牛のご機嫌をうかがい、細心の注意を払いながら
切っていくんだそうです。
道具に鎌を使っていた時代もあるけれど 
今は機械が主流だと、教えてくれました。 

ほかにも、"はじめまして"の方々と、ワイワイワイワイ。
こんな"一期一会"の出会いがあり、貴重な話が聞けるのも、
旅の醍醐味だな~、としみじみ。

・・・この "一期一会" という言葉も、"茶道" に由来しています。
茶会に参加する時、二度と繰り返されることのない今この瞬間を大切に、
心をこめておもてなしする、という豊かな精神性です。

そんな想いを抱きながら、日常を大切に過ごしていきたいですね。