2020年01月17日(金)
溜
あなたにとって、心静かになれるのは、どんなとき?
わたしは、絵画などのアートと向き合うとき。
2020年のお初は、札幌芸術の森美術館で開催『球体のパレット』
ポスターにデザインされている "鹿"に、どうしても、会いたくて。
いた。
ワンフロアのど真ん中に。
こんにちは って言ったら
こんにちは って返してくれた
・・・ 気がしました。
作品のタイトルは 【PixCell・Deer #51 (2018年)】
現代美術家・名和晃平 (なわ・こうへい) さんの作品です。
大小さまざまなガラスビーズでできています。
つぶらな瞳。しなやかな曲線の足。キラキラ輝く角。
はぁぁ、ほれぼれするくらい美しい。
体のラインが妙にリアルだな~ と思いながらぐるりと回り
友人と一緒に作品に近づくと、あれっ、透明な球体だけじゃない。
中に・・・茶色い、毛 !?
ガラスビーズで覆われていたのは"鹿の剥製" でした。
知ってるつもりのものでも、目の前にして気づくことがある。
行ってみないと、感じられないこともある。
限られた時間の中で、観て、感じて、発見して。
自分の中に、色んな感情をためていきたい、と、思うのです。