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めぐみ横丁

2021年12月08日(水)

跡 

あれあれっ、もう師走 !?  

2年近くもの間、季節感や時間軸が   

自分の中で変化しているからでしょうか、

12月も半ばなのに、年の瀬が近づいているという感覚が、ほぼ皆無。

・・・なのですが、買いました。

aa_R.jpg

2022年の手帳です。

5年くらい使っていたお気に入りのシリーズを  

今回、一新してみました。 

なぜかって ^^ ?

手帳カバーにプリントされているのが 

愛読している写真集に掲載されている作品だったから。 

その写真集が、コレ。

 

bb_R.jpg

『ソール・ライターのすべて』

ほらっ、表紙の写真が、手帳と同じっ♪ 
 
白い雪道を、真っ赤な傘を差して歩く人 ―

タイトルは「足跡」。1950年頃に撮影された一枚です。

ニューヨークを拠点に活動し、ファッション写真を皮切りに 

その後 "日常"に価値を見出した写真家・ソウルライターは、 

"カラー写真のパイオニア"と呼ばれていました。 

浮世絵や、禅、和紙など、日本文化にも精通していたんですって。 

また、写真とともに残した"言葉"も、印象に残るんですよね。  

たとえば ↓↓↓ 

"I don't recall planning to photograph certain things."
あらかじめ計画して何かを撮ろうとした覚えはない。 

"It is not where it is or what it is that matters but how you see it."
重要なのは、どこで見たとか、何を見たとかということではなく、どのように観たかということだ。 

"I have sometimes overlooked the fact that something was actually some importance."
時おり見逃してしまうんだ。大切なことが 今 起きているという事実を。 

普遍的に大切なことを、写真と言葉を通して教えてくれます。 

2022年の手帳。 今はまだ、初雪の時みたいに真っ白な状態だけれど  

彩りある"足跡"が、たくさん刻まれると、いいなぁ。