2017年03月10日(金)
海の和三盆
氷下魚 コマイ
これほどまさに!な漢字が使われる魚も、日本中探しても少ないのでは?
明日のイチモ二食のチカラは「根室・温根沼のコマイ」特集。
気温-7度、風速15M、体感-20度以下の中、スノーモービルで漁場へ。
明治時代から続く氷の下に網を仕掛ける漁法で、コマイは水揚げされます。
居酒屋で、ほろ酔いで記憶も半分おぼつかない中注文する
干されたコマイしか見たことない我々取材クルーは黄金の魚体に
びっくり!
真っ白なその身には、とてつもない甘味が備わっていました。
これは海の和三盆!!!コマイの甘さだけを取り出すことができたなら、
おそらく京都の老舗の甘味処の和菓子に活用できるんじゃなかろうか。
と不思議な感想を持たせる魚でした。
ホッケとアジは「開き姿」で泳いでいると思った
という小学生が都会にはいると聞きます。
コマイは、マヨネーズと一味をつけて泳いでいるんじゃないよ!!
根室の沼の上を吹き荒れる強風が、そう言っているような気がした
さむーいさむーいロケでした。うー、さびさび。