now onair

NEXT

ガタゴト日誌

2018年02月05日(月)

美食ごっこ

道南・函館恵山の漁師さん直送、冬の味覚 ごっこ

正式名は ホテイウオ という深海魚です。

海のスッポンともいわれるなかなかの珍味。

「網から外してそのまま発泡スチロールいれてやったぞ」という

漁師規格で届きます(笑)

00_R.JPG

初めて生から我が家で解体です。

まずはこんな感じ。でっぷりしてます、とにかくプルプル。

01_R.JPG

まずは、おなかをハサミで割いて、中から卵を取り出します

02_R.JPG

これで1キロほど、けっこうあります。

粒は小ぶりのイクラくらいの大きさでしょうか。

熱湯でぬめりを取ります、これ超大事、漁師直伝!!

03_R.JPG

お湯にくぐらせると、ぬめりはとれ、身は引き締まり

3割くらいスリムになります。人間もこうならいいのに。

04_R.JPG

ここからは包丁を使ってと。

骨、身が、とにかく肉厚なコラーゲン質の皮で包まれています。

05_R.JPG

昆布だしで煮ます。

丁寧にアクを取りながら、ぶつ切りのジャガイモと共に煮込んで。

最後まで漁師流を貫くので味付けは醤油のみ。

計量カップなんていりません、ビバ目分量(笑)

最後にネギを散らせば完成!!

06_R.JPG

アンコウよりさっぱりで、軟骨もほぼ食べられます。

コラーゲンの中から上質なあっさり出汁が存分に噴出!

翌日は、メイクのノリがすこぶるよかった気がする(これホント!)

道南の冬の味覚 ごっこ、意外なほど簡単に調理できました!!!

ちなみに私は、幼稚園時代「猫ちゃんごっこ」が好きでした(今は猫アレルギーですが)