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繊細な「R」

2016年02月04日(木)

全国特番まで、あと3日っ!早っ!怖っ!

(語尾が小さい「っ」で止まる文章が生理的に苦手だったんだけど、

最近なぜかあまり抵抗なくなってきて、

進んで使えるようになっっちゃったアラフィフの私っ)

HTBにとっては1年ぶりの全国放送ということで

広報スタッフも上司に圧力をかけられているのでしょうかっ。

ありがたいことに日々活発な宣伝活動を繰り広げてくれており、

北海道ではこれでもか!ってくらい連日、番組CMが流れていますっ。

本州にお住いの皆さまの地域はいかがですかっ?

(あ、使い方間違ってますか?っ 、、、やめますね。。。)

まあさすがに殆ど流れてないでしょうねぇ、他の地域では。

実はこの番組CM、北海道用と全国用で作り分けております。

俗に言う「バージョン違い」というやつです。

何が違うかというと、全国用は若干よそ行きと言いますか、

まだチームナックスを知らないという方が目にする可能性もあるため

分かりやすさ優先で、ちょっと説明的な要素も入っています。

一方、北海道版はホームということもありますので

「何となく分かってもらえますよね?」

「あのハナタレが北海道発信で全国へ!応援してくださいね」

「そう、深夜にやってるあのヘンなやつが珍しく日曜お昼に!」的な、

やや甘えも入った馴れ馴れしいニュアンスに仕上がっておりまして。

その、北海道でしか流れていない番組CMが

ただいまHPの特設サイトで特別配信されているようですので

特に北海道外にお住いの皆さん、この機会に覗いてみて下さい。

そしてさらに!

東京で記者会見を開いたこともあり、新聞・雑誌・インターネットなど

様々なメディアでも記事として取り上げて頂いております。

本当にありがとうございます。

中でもテレビ誌の老舗「TVガイド」さんがすごかったんです。

「会見の後、5分だけ時間下さい」っておっしゃるので「どうぞ」と言ったら

衣装もそのままにハヤテのようにパシャパシャとシャッターを切って、

あっという間に取材を済ませ、なんとそれだけで

4ページにもわたる特集記事を組んで下さいました・・・。

なんという離れ業っ! (*ここは使うべきと判断しました)

こちらがその記事の一部。見開きでポーズを決める5人のオッサン。

2016020412430000.jpg

(私のガラケーで撮影のため見づらいけどご容赦を。)

なんか他のページにもすごいいっぱい

色んなかわいいポーズの5人が写ってます。

先週発売の「関東版」だそうですので、

近くにお住まいで興味のある方は急ぎ書店へGO!です。

さて、3日連続スタッフルーム更新中の3日目ということで、、、

一昨日、昨日と大泉さん、安田さんのエピソードをずいぶん長々と

書いてしまいましたので、こうなると「あれ?他の3人は?」

ってことになりますよね、何となく。

最初はそんなつもりも無かったんだけども。

たまたま二人続いちゃっただけなんだけども。

いま私はここで腹をくくらなきゃならない瀬戸際に立っています。

夜8時半。

昨日までで終わりにしておくか、この先、続きを書くか。

今日も書いたら、あと2日、書かない訳にはいかなくなる。

自分だけかな、勝手にそんなプレッシャーを感じてるの。。。

・・・・・・。

・・・・・。

・・・考え中。

・・・・・・・・・・・・。

森崎さんについて。

リーダの森崎さんは、ナックスの中で安田さんとともに

僕が最初に会った一人です。

もう23年ほど前になるかな。

「モザイクな夜」という番組で、〝将棋の駒〟を演じてもらいました。

二人とも。まだ学生でした。

それが初めての出会い。

札幌は街の造りが京都と同じ碁盤の目なので、

空からヘリコプターに乗って撮影し、

大きな駒を背負った人たちに動いてもらうという、

現オフィスキュー会長・鈴井貴之さん発案による「空撮詰将棋」企画。

なかなか壮大でした。

将棋のプロがヘリの中で「南2条西2丁目に、金!」とか言うと

無線で指令が出て、茶色の全身タイツを着て大きな木製の駒を背負った

地上の人間駒が慌てて走りまわるという。

何ともシュールで悲しい役目が、彼らのHTBでの最初の仕事であり

僕との出会いでした。

恨まれてたんじゃないかな・・・。 

考えたのは現会長なんだけども。

ロケ現場で直接指示出すのは僕だったから。

安田さんが背負ってた駒が「歩」だったか「金」だったか、、、

実はあまり正確な記憶が無いのですが、

森崎さんはハッキリ覚えています。「王将」でした。

たしか演劇研究会の部長だか、大学ではエライ人だったので

一番上の役目を与えられていたんだと思います。たぶん。

「王将」ですよ、「王将」。すごいですねー。

最後、ヘリにいるプロの「王手!!」という一言で必ず追いつめられる、

そして抵抗しながらも捕獲されてしまうというクライマックスシーン専門の

いわば〝花形役者〟でしたから。忘れる訳がありません。

今思えば森崎さんは昔から〝花形〟が似合ってたのですね。

当時僕はそんな彼を名前ではなく「王将君」と呼んでいました。

いや、大学出て間もない20代半ばの私と学生君という若い関係だったから、

もっと乱暴に呼び捨てだったかもしれない。

「おい、王将!!」と。

その頃は今のように豪快で元気いっぱいのリーダーというより、

メガネをかけてたせいもあり、インテリで線の細いイメージでした。

実際、森崎さんは5人の中で一番体も弱いし(笑)

傷つきやすいナイーブなタイプだと思います、今でも。

頭が大きくて足短くて三頭身だからジャイアンぽくて

なんか力強い印象が先に立っちゃうんですけどね。

リーダーだし。

そんな関係から始まり、ある時、誘われて観に行ったのが

チームナックスの初期の舞台作品でした。

これはあくまで勝手な私見ですけど、森崎さんの繊細さは、

ナックスのお芝居のタイトルにも表れてたように思うのです。

最初に見たのは「LETTER」だったか「DOOR」だったか?

「FEVER」かな?忘れてしもた。今度資料ひっくり返して思い出そう。

作品は忘れたけど、今はなき札幌のルネッサンスマリアテアトロという

芝居小屋でやっていた作品でした。

ストーリーや台詞も正直もうほとんど覚えてないんだけども、

得も言われぬ迫力があったのを覚えてます。

なんか考えさせられちゃった、そんな記憶もあります。

大して観劇にも慣れてない20代半ばのカラッポ人間の僕は

単純に「すげー」と思い、感激したことを覚えています。

年下なのに、学生なのに、自分なんかよりずっと考えてて、すげーって。

それから何作か、公演がある度に足を運ぶようになるんですけど

作品のタイトルがすべてアルファベットの「R」で終わり、

~~でくくられたサブタイトルには必ず「続ける」という言葉が入る、

その感覚とセンスが「おっしゃれ~!」と感動すらした記憶があります。

これには異を唱える人もいるのでしょう。

逆に「ダセえ」という人もいるのかも知れない。

でも演劇素人の僕にはとてもお洒落に、カッコ良く映ったものです。

内容と全く違うタイトルをつける訳にもいかないだろうから

意味がちゃんと重なって、それでいて「R」の付く英単語を探してきて、、、

って、大変じゃん。単純に。

このタイトルを付けられる人はきっとナイーブで繊細で、緻密で、

シャレたセンスと頑なな意志とこだわりも持ち合わせた人なはずだ、と。

「王将」を見直した瞬間でした。

近いうち、またナックスの本公演でリーダー作の

「◯◯◯R ~●●続ける●●~」が見たいなぁ。

ベタでハイテンションだけど、どこかジーンと来て泣けるやつ。

なーんてこと書くと色んなとこから怒られるかなぁ。

まあ外野の勝手な個人的希望ですからね。

見たい!見たい!見たい!

僕は大好きなんです。リーダーが作るナックスの感じ。

さてそんな繊細な森崎リーダーですが、昨年の初めての全国特番では

「熱湯芸人」として鮮烈なデビューを飾ってくれました。

さあ今年は!?

と、期待が高まっちゃうところではありましょうが、

50℃の熱湯なんてそうそうそこらじゅうにあるもんじゃありませんし、

それに同じことをしたってね、仕方ないから。

ちょっとバラしてしまいますと、今年の主役は安田さん、

そして戸次さんあたりが務めることになります。

もちろん大泉さんは安定の〝司令塔〟として健在ですが。

安田さんの活躍の予感は昨日このページで書きましたが、

実はその合間を縫うようにして光ってるのが「シゲちゃん残念エピソード」。

そしてそのフックやスパイスになっているのが決まってリーダー、という、

昨年とはまた違う立ち位置で数々の名アシストを見せてくれるのです。

フォワードとディフェンスと司令塔がその状況に合わせて

コロコロと変えられる、そんなバランスの絶妙さが

チームナックスの大きな魅力の一つだとすれば、

今年は是非ともFW安田さんと戸次さんのゴールに注目。

そしてリーダーのアシストぶりにも喝采を!よろしくお願いします。

さあ、ここまで来ちゃったので明日は、戸次さんの思い出を書きます。

その前に!北海道にお住まいの方は是非とも、

今夜のレギュラー放送をご覧下さい。

新婚ほやほや戸次さんの、「衝撃の近況報告」が聞けます。

それも踏まえた上で、明日、また書かせて頂きますっ!

(杉山っ)